偶然にも犯罪の現場に遭遇し、女性を救うために立ち上がった男性。米バージニア州のメディア『wtvr.com』が伝えたある誘拐事件解決の話題に、女性たちの熱い注目が集まっている。
北に進むとワシントンD.C.につながるため、交通量の非常に多い州間高速道路I-95号線。バージニア州を南北に走るその幹線道路でこのほど、工事にあたっていた作業員のケヴィン・ハンティントンさんが18歳女性を誘拐犯から見事に救ったが、その時彼が口にした言葉も話題になっているようだ。
ケヴィンさんは16日、州北部のマイルマーカーNo.155付近で道路工事の作業にあたっていた。すると突然そのゾーンに1台の一般車両が猛スピードで侵入。車から出て来た若い女性は取り乱しながらケヴィンさんのもとに飛び込み、「911番通報をお願いします」と言ったまま恐怖で震えている。ケヴィンさんはすぐに彼女の体をかくまい、こう話しかけたという。
「いいからオレの背中に隠れてジッとしてな。誰かが君を殺そうとしているのか。大丈夫、そんなことは絶対にさせないから。」
こんな男らしく頼もしいケヴィンさんと対峙することになったのは、リッチモンド郊外グレンアレンのアーロン・バーグという男であった。性的暴行を目的にその女性を誘拐しようとしていたことが判明し、そこに警察官も駆け付けて難なく御用となったという。ナードだギークだと言われ、草食系の若い男子が激増しているのはアメリカも同様。こんなカッコいい台詞とともに女性を命がけで守ろうとした頼もしいケヴィンさんに、ニュースを見た多くの女性が「やっぱり男はこうでなくっちゃ!」と惚れ惚れしたことが伝えられている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)