元NFL選手として活躍したバスター・バーネット氏の正妻が愛人により殺害された。なんと場所はハイウェイでのこと。愛人もその後に自殺しており、通行が規制されるなど現場は一時騒然となったもようだ。
ニューヨーク州を本拠地とするNFLチーム「バッファロー・ビルズ」で1980年代に活躍したバスター・バーネット元選手。ジョージア州とアラバマ州の州境を走るハイウェイで16日、バスター氏の愛人がSUVに無理やり乗せた上で正妻を射殺するという事件が起きた。殺された正妻は中学校の講師をしているサンドラ・バーネットさん(58)、その後に自殺を図ったのは愛人のリサ・ブラウン(49)である。
リサがバーネット家の玄関に現れた際、妻のサンドラさんは友人のルビー・チェスターさんと電話の最中であった。ルビーさんはその様子を『Fox News/Atlanta』に、「女が『ドアを開けなさい。さもなければあなたは死ぬわよ』とすごみ、サンドラに大変なことが起きていると感じました」と話している。心配したルビーさんは男性の同僚をその自宅に向かわせ、彼はサンドラさんが無理やり車に乗せられる様子を目撃。その通報により警察が出動してハイウェイで彼女の車両を追ったところ、リサはサンドラさんを銃で射殺した後、自らも頭を撃ち自殺した。
警察は『アトランタ・ジャーナル&コンスティテューション』紙に、嫉妬が原因であろうと話している。そのSUV“ダッジデュランゴ”、および暮らしていた邸宅はいずれもバスター氏が購入したもので、リサは彼の愛人として生活を送っていた。ところが夫妻が旅行計画を立てていると知ったリサは激怒。バスター氏の事務所で激しい口論を繰り広げた直後に彼の自宅に向かったものとみられている。
1か月ほど前にはテキサス州ペアランドで、名外野手および野球解説者として活躍していた元MLB選手、ダリル・ハミルトン氏(50)がパートナーの女(44)により射殺され、女もその後に自殺するという事件が起きていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)