アメリカンフットボールNFLのコーチが、このほどチーム名である“バッファロー”さながらの荒々しい態度で一般の少年に対して暴力をふるい、逮捕された。
フロリダ州ウォルトン郡のメキシコ湾に面したビーチで11日深夜、NFLチーム「バッファロー・ビルズ(本拠地ニューヨーク州)」のアーロン・クローマーという48歳のコーチが暴力事件により逮捕された。警察の発表によれば、クローマーはビーチチェアに座って釣りをしていた3人の少年とトラブルになり、1人の少年の釣り竿を海に放り投げ、別の少年を地面に押し倒して顔を殴ったことから911番通報された。その際には「警察に言ったらお前たちの家族を殺す」とも脅したという。
トラブルの発端について、クローマーは「少年らがそのビーチチェアを不当に使用していたため、本来の場所に戻すよう命じた」と主張。深夜3時までの取り調べの末、軽犯罪法違反につき書類送検となっている。クローマーは「マイアミ大学」でオフェンスラインのコーチに就くとその実力が認められ、NFLでは「タンパベイ・バッカニアーズ」、「ニューオーリンズ・セインツ(ヘッドコーチも経験)」、「シカゴ・ベアーズ」などを経て現在は「バッファロー・ビルズ」でコーチングにあたっていた。
※ 画像はfacebook.com/WaltonCountySheriffのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)