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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「自撮り棒」を持っていたために…。ハイカーに落雷で4名死傷(英)

このほど英ウェールズの国立公園で、稲妻に打たれて男性2名が死亡した。雷が発生するような空模様の下、細長い金属製のものを持っていることが非常に危険であることは誰もがわかっているはずだが…。

英ウェールズ地方で7月5日、ポーイスにある「ブレコン・ビーコンズ国立公園」において、クリビン・ピークと呼ばれる山頂付近にいた2人の男性が激しい雷に打たれて亡くなった。駆け付けた救助隊員によれば、そのうちの1人がスマホをはめて使用する自撮り用セルフィー棒(セルフィースティック)を持っていたとのこと。金属製の長いアームが雷を引き寄せた可能性は極めて高いという。

英メディア『telegraph.co.uk』が伝えているところによれば、亡くなった1名は「英国エディンバラ公国際アワード」の審査員を務めていたという50代の男性。山頂を目指す15名のティーンエイジャーのグループを待っていたが、あまりの悪天候に彼らは下山して無事であった。またほかにも2名がヘリコプターで病院に運ばれ、1名は手足が一時的に麻痺するなど重い症状を示し、1名は熱傷を負っているという。

雷が落ちると、直撃を受けた者ばかりか付近にいる者も犠牲になることがあり、数十メートル離れた人が負傷することもまれではない。天候が変わりやすいこの時期、広い野原や山に出かける人々に対しては、自撮り棒を持参することの危険性を認識するよう改めて呼びかけられている。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)