このほど中国で「瀋陽国際モーターショー」が開催されたが、そこで美人コンパニオンがある展示車の上に寝転び、寿司職人とともに「女体盛り」をスタート。客や取材陣には大受けしたものの、主催者の怒りを買ってしまったという。

6月27日、遼寧省の瀋陽市のコンベンションセンターで開かれた「第14回瀋陽国際モーターショー」。いかにして多くの客の視線を集め、その場に長く引き留めておくことができるか各メーカーも必死である。そんな中、日本ではおおやけに行われることがまずなくなった「女体盛り」が堂々と展開されたことが伝えられている。

「女体盛り」とは裸あるいはビキニ姿で横になった女性の体に刺身、果物、菓子などを盛り付けて客に提供するもの。中国のメディア『shanghaiist.com』によると、ビキニを着けたコンパニオンの体に寿司職人が寿司を盛りつけ、男性客がそれを美味しそうに頬張っていたという。取材陣も一気にその車の周りに押し寄せたが、ほどなく主催者が現れてコンパニオンは会場を追い出されてしまったそうだ。

中国各地のモーターショーでは近年、美人コンパニオンが話題性を狙ってひたすら露出度を競い合うようになっており、自動車とは関係のないディスプレイで注目を引こうとするのは間違っているとして主催者らは渋い顔に。先の「上海国際モーターショー」ではついに“露出系コンパニオンはお断り”との方針を打ち出していた。また各種のゲームショーでは未成年者が多数来場するとあって、今後は露出系コンパニオンを起用したメーカーに罰金刑が検討される可能性があるという。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）