『ENGEIグランドスラム』第2弾にお笑いコンビ・バイきんぐが出演してネタを披露。テンポの良いコントで会場を笑いに包んだものの、最後の最後でステージが暗転しはじめると、ネタの思わぬ展開に観客の反応は笑いから恐怖へと変わっていく。MCのナインティナインもどうなることかと固唾を呑んだ。
人気と実力を兼ね備えた芸人たちが揃うネタ番組『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)の第2弾が7月12日に放送された。今回はNGK(大阪・なんばグランド花月)をモデルにセットを組んでおり、出演した23組の芸人たちもモチベーションが上がったようだ。
そんな中で登場したお笑いコンビ・バイきんぐ。小峠英二が住んでいるアパートの部屋に、見知らぬ男(西村瑞樹)がやってきて「以前、ここに住んでいたので、前を通って懐かしくなって…」というコントが始まった。「となりのバアサン」や「下の部屋の2人暮らしのジイサン」など個性的な住人たちの思い出話で盛り上がる西村への小峠のツッコミが絶妙だ。
観客の笑いに包まれるなか、コントは小峠から早く帰れと言われた西村が「最後に家賃を教えてください」と聞いたことから思わぬ展開に…。急にステージの照明が暗くなりだして、観客からも悲鳴に似た声が聞かれた。MCのナインティナインも不安そうに成り行きを見守る。バイきんぐがネタを終えると「まさか、ホラーで終わるかと…」とホッとしており、本当にヒヤヒヤしたらしい。
この日は、ますだおかだ、ハマカーンや柳原可奈子、渡辺直美に桂三度といった面々も登場。最近ではお笑い番組が減って『ENGEIグランドスラム』のような特番でしかネタを見られないので久々に楽しめた。次回は9月に放送予定とのこと。どのようなメンバーがネタを披露してくれるか期待が膨らむ。
バイきんぐと言えば、「なんて日だっ!」の小峠英二が思い浮かぶが、こうしてコントを見ると西村瑞樹もいい味を出している。インテルのタブレットを紹介する動画にバイきんぐが起用されているが、トーク番組では地味な西村の活き活きした姿が印象的だ。次回の『ENGEIグランドスラム』にも是非出演して欲しい。
※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)