スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』。夏休みの公開を前に、ブライス・ダラス・ハワードをはじめとするキャストと監督が来日し、吹替えを演じた玉木宏、木村佳乃、松岡茉優も登壇した。
13日、都内にて映画『ジュラシック・ワールド』来日記者会見が行われ、ヒロイン・クレア役のブライス・ダラス・ハワード、クレアの甥・グレイを演じたタイ・シンプキンス、ザック役のニック・ロビンソン、初来日となるコリン・トレボロウ監督がプロモーション最後の地である日本を訪れた。
トム・クルーズ主演映画『遥かなる大地へ』で監督を務めた父を持つブライス・ダラス・ハワードは、11歳の時に来日したと言い「外国の観客の前で(映画を)観たのがいい思い出として残っている。誰よりも最もこのツアーを楽しみにしていた」と語った。
ブライスの吹替えを担当した木村佳乃は吹替えに3日もかかり、玉木宏が4時間だったことを知ると驚きを隠せない。「叫ぶシーンが多く声がガラガラになった。帰宅した際に娘たちにも“ママ、何言っているか分からない”」と言われ声が出なかったことを明かす。「立ったまま体が温まっていない状態で120パーセント出して声がつぶれた」と振り返った。
木村の発言を受けて、「すごいと言わせて」と声を大にしたブライス。「演技をしない時に演技の声だけを出すということはものすごく大変なこと。演技をしながら声を出す方が楽」だと語る。ブライス自身も声優をやると声がつぶれると木村に同調し、「こんな美しい方に声をして頂き、本当に有難うございます」と木村に微笑んだ。
タイ・シンプキンスが演じるグレイの声優を務めた松岡茉優は「タイくんの口元をずっと見ていた2週間だったので、初めて会って初恋の人に会ったような気分だった。すごくドキドキしました」と告白した。松岡の隣に座るタイは「ちょっと不思議な気持ちです。照れちゃう」と恥ずかしそうに語り、会場を沸かせた。
映画『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国公開。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)