泥酔状態で眠ってしまった人間はもはや無力。イタズラや窃盗などのターゲットにされることがある。一旦飲み始めたら止まらない、いつの間にか寝込んでしまうという大酒飲みの人はどうか気をつけて頂きたい、そんなニュースが英国から飛び込んで来た。
このほど英ウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーで、20代の男性が泥酔して眠り込んでしまったがために大変恐ろしい思いをした。この画像は、救助にあたった「ウェスト・ミッドランズ消防救助サービス(West Midlands Fire Service)」Twitterのスクリーンショット。金属切断用ノコギリが火花を散らせながらカットしているのは、バイクや自転車の盗難防止に使用される「バイクロック」である。ふざけた友人がそれを男性の首にはめ、ロックしてしまったというのだ。
コヴェントリー署にあったバーカッターほかのツールではまったく歯が立たず、彼らよりハイレベルの技術とツールを持った「ウェスト・ミッドランズ消防救助サービス」のテクニカル・レスキュー隊に出動を要請。彼らは男性のうなじに耐火性のブランケットを当てながら慎重に鋸刃を回転させたという。
「友人らと明け方まで飲み歩き、酔っぱらって寝入ってしまった。気が付いたのは午後4時ごろ。友人の一人にこんなイタズラをされ、別の友人からは鍵を失くしたと言われて途方に暮れた」という男性の説明に、署に同行した母親は怒りに震えていたとのこと。その友人らと飲酒することは2度と許されないであろう。
※ 画像はtwitter.com/WestMidsFireのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)