香港のメディアがこのほど中国の大富豪トップ10を発表したが、ある特徴に気付いたと伝えて注目を集めている。トップ3は上昇志向の強い龍そのもの、揃いも揃って“辰年生まれ”だそうだ。
辰年生まれの人というのはその道の解説によれば、プライドが高く、負けず嫌いな上に行動力があることからリーダーシップをとることも多いが、自己主張が強すぎて嫌われることもある…そんなタイプだという。だが、とにかく知恵と先見の明があるといい、政界財界で大成功を収める者も多いそうだ。
香港のメディア『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』では、 “辰年生まれの人はたぐいまれな力量で成功し、財を築く傾向がある”と伝えている。現在の中国における大富豪トップ3は、世界最大の港湾事業を手掛ける「ハチソン・ワンポア・リミテッド(和記黄埔有限公司=Hutchison Whampoa Limited)」の李嘉誠(87歳 純資産は306億米ドル)、香港の大手不動産業者である「ヘンダーソン・ランド(恒基兆業地産集団=Henderson Land Development Co.,Ltd.)の李兆基(87歳 純資産は266億米ドル)、情報技術関連企業グループの「アリババ・グループ(阿里巴巴集団=Alibaba Group)」の馬雲(50歳 純資産は265億米ドル)の三氏。彼らは一代にして莫大な財を築いたが、こぞって辰年の生まれであることに気付いたという。
また興味深いところでは、中国の大富豪トップ10の中には未(ヒツジ)年生まれの人が1人もいないことがわかったそうだ。 天空に昇り自在に飛翔する龍に対し、ヒツジはあくまでも群れを愛して主人に従う生き方を選ぶということか。だががっかりしないで頂きたい。ご存じビル・ゲイツは1955年の未年生まれだそうだ。ちなみに辰年生まれの人というと、平成では24年と12年、昭和では63年、51年、39年、27年、15年、3年、そして大正5年に誕生している。あなたの身近にもいる成功者、お金持ちもやはりそうした年の生まれであろうか。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)