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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】妻と離婚できない88歳男性を67歳愛人が高額提訴。“プロ”を愛人にする怖さ(米)

このほど米ニューヨーク州のマンハッタン裁判所で、88歳の男性が67歳の愛人に訴えられた。「妻とは別れるから」と言い続けて6年。「あなたは嘘をつき私を裏切りました」と慰謝料を請求しているのではない。「稼げたはずの額を支払ってください」というのである。

妻は「死が分かつまであなたと私は一緒よ」と言う。そして愛人は「あなたが死ぬ前に私は正妻の座につきたい」と言う。男性はこうした状況の中で2人の女性の間を行ったり来たりし、いつの間にか月日が過ぎていった。妻のいる88歳の男性の決断を待った67歳の愛人。しかし関係の破局を迎えると、彼女は2億4800万円ほどの慰謝料を求めて男性を訴えたのであった。

あるメディア企業の幹部として勤め、マンハッタンはアッパー・イーストサイドのパークアベニューで77歳の2度目の妻とともに優雅な暮らしを営んでいたジェームズ・グリーンワルドさん。愛人であったテオドラ・リー・コーセルさんには「妻とは必ず別れて君と一緒になる」と話していたが、妻と別れる気配は一向になく、6年交際を続けた末に「やはり妻とは別れられない」と告げてコーセルさんとの関係を清算していた。

実はコーセルさん、“その道のプロ”としてグリーンワルドさんと知り合っていた。そして交際中はグリーンワルドさんと一緒になれると信じ、他の顧客とはいっさい関係を持たずにきた。また彼が自叙伝を執筆すればその宣伝活動に一肌脱ぎ、愛人を名乗るほかの女性が金銭目的で彼をゆすった際にはその尻ぬぐいに奔走したという。そのためこのたびの訴訟において、コーセルさんは「正妻になれないのなら、彼に尽くした6年間に行った“サービス”に対する報酬を支払って頂きたい」と主張している。

もっともこれに対して、グリーンワルドさんの弁護士は「なんという恥知らずな女性でしょう」と語るなど完全に見下しており、彼と正妻の関係についても「大変仲睦まじくやっています」と余裕を見せた。嘘をついて愛人を裏切った男と、妻への敬意や遠慮をまるで見せない愛人。この男女に対し、裁判所がどのような判断を下すものかに関心が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)