バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー“ゴチになります”で、またしてもピタリ賞が出た。5月に岡村隆史がピタリ賞で100万円をゲットして間もないだけにレギュラー陣も騒然となった。特にゲスト出演していた女優の吉田羊は緊張と興奮で顔つきが変わったほどだ。
先月、5月7日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の“ゴチになります”でナインティナイン・岡村隆史がピタリ賞を出した。賞金の100万円で「整形します!」と宣言したのは記憶に新しい。それからまだ1か月と少ししか経たない6月18日の放送で、まさかピタリ賞が出るとは誰も思わなかっただろう。
進行役の羽鳥慎一アナウンサーから結果発表のはじめに、「6月にまたピタリ賞、100万円が出ちゃいました!」と告げられるとスタジオがざわついた。羽鳥アナが「大変珍しいことが起きました!」と叫ぶように、1年のうちに2回ピタリ賞が出たのは8年前。2007年に岡村隆史とゲストの女優・高木美保の2人がピタリ賞を出して以来の快挙なのだ。
そしてそのパターンから考えると、すでに岡村はピタリ賞を出しているので今度はVIPゲスト・吉田羊の流れとなる。「私かな~」と顔つきが変わった彼女は、ナインティナイン・矢部浩之から「ちょっと、息が荒くなってるやん!」と突っ込まれてしまう。
ただ、岡村がまたピタリ賞を出せば今年2回目という前代未聞の出来事となり、これまで自腹負担なしの柳葉敏郎も念願のピタリ賞を出したい。さらに、自腹金額41万円超でクビレース1位の江角マキコもピタリ賞を出して帳消しにしたいところである。
誰もが自分が当たるように祈る中、結果は2位から発表された。最初に2位でニアピン賞となったのが岡村隆史である。いつもなら喜ぶところだが、今回はピタリ賞を逃しただけにガックリ。その後、他のメンバーも名前を呼ばれると、ビリでないことを喜ぶどころか「普通だな…」と肩を落とす。
最後の2人に残ったのが、吉田羊と国分太一だった。いよいよ吉田がピタリ賞かと周囲の期待も高まったが、料理長から肩を叩かれたのは彼女で国分が1位でピタリ賞だった。
国分は「やったー!」と両手を高々と上げてガッツポーズをすると、100万円の目録を手に「どうしよう! 整形しようかな~」と最高の笑顔を見せる。彼は自腹金額もリセットされるので喜びも大きい。
一方、ビリとなって全員の食事代“9万6,600円”を自腹で支払うこととなった吉田羊は、「みんな、食べ過ぎだよ~」と1万円札を1枚ずつ叩きつけるように数えると「はいっ」と無愛想に料理長に渡して見せた。矢部浩之らが慌てて「ごめんなさいね」「悪い人じゃないんですよ」と詫びて笑いが起きたが、さすがは女優だけに最後に見せ場をつくった形だ。
2013年7月の放送でレギュラーだった上川隆也がピタリ賞を出しており、昨年は8月21日の放送でゲストの関ジャニ∞の安田章大、今年の5月7日に岡村隆史が出したことから、年に1回程度の確率かと思われたがこのようなこともあるのだ。今年もまだ出る可能性があると思うと今後の展開から目が離せない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)