15日、東京・神田明神で映画『極道大戦争』の大ヒット祈願！公開直前イベントが行われ、市原隼人、成海璃子、高島礼子、KAERUくん（三元雅芸）、三池崇史監督が登壇。市原、成海、高島らが季節を先取りして華麗な浴衣姿を披露した。

カンヌ国際映画祭でも大絶賛されたという映画『極道大戦争』。市原隼人は「気持ちが入りすぎて、ドラを強くたたきすぎました。手が痛いです。カンヌでも大絶賛されて素直に嬉しいし、早く皆さんに見てもらいたいとうずいています。この映画でカエルのファンになりました。カンヌでの評価も監督の力あってこそ。三池組はすべてのボルテージが本当にすごかったです」と監督に惚れ込んだ様子。三池崇史監督も「誰も見たことが無くて驚いたんじゃないか。カンヌの観客は厳しいから本当に嬉しいです」と喜んでいた。

劇中でKAERUくんを動かした俳優・三元雅芸によるホンモノのアクションが披露されると、成海璃子は「合図のドラが小さくなってしまってごめんなさい。撮影のときは上手くできたんですけど…」と申し訳なさそうに語る。また撮影時に印象に残っていることについて、彼女は「（撮影中は）ほとんど市原さんと2人でした。ドラを鳴らすシーンも撮影当日にやってくれと言われたり、驚くことが多い現場でした」と明かした。

若頭役を務めた高島礼子は「三池監督の作品ならと、脚本を見る前に『ぜひお願いします』と言いました。台本を読んだときに私が演じるであろう役が見当たらなくて。なんと男性の名前の役だったんですよ。三池作品なら女が演じる若頭もアリだなと思って受けさせていただきました」と『極妻』シリーズ以来の極道映画を演じきったようだ。

最後に三池監督から「高島さんに関しては、今回いろいろやっちゃいましたので。出してはいけないものをほぼ全部出していますので、ぜひ劇場でチェックしてほしい」との爆弾発言が。何を出しているのかが気になるところである。

カンヌ国際映画祭 監督週間正式招待作品――噛まれたら、みんなヤクザ。未曾有のヤクザ感染。生き残るのは、誰だ。映画『極道大戦争』は、6月20 日（土）TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。
（TechinsightJapan編集部　みほりー）