4日、東京日本橋にて観客動員数60万人を突破した映画『駆込み女と駆出し男』大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、主人公・中村信次郎を演じた大泉洋、東慶寺の院代・法秀尼を演じた陽月華、原田眞人監督の3名が登壇した。
客席側から大泉洋、陽月華、原田眞人監督が登場すると、会場からは拍手喝采が起こる。そんな観客に、大泉は「ありがとうございます! お金欲しい方いますか? 思いのほか重いですよー」と大入り袋を配りながらご機嫌な様子で舞台上へ向かった。
事務所の携帯サイトに届くファンメールで、映画『駆込み女と駆出し男』の感想がたくさん来ていることを明かした大泉。「2、3回観てるって人もいて、はまるってこういうことかと。年齢層も幅広く、今まで時代劇を観なかった人も観てくれています。撮影の合間などに寸暇を惜しんで感想を読んでいます! だって、褒められるの好きだから!」と話し、何度も鑑賞するリピーターが続出しているようだ。「朝ドラの役が評判悪くて…」と言うも、「その逆に『信次郎、格好いい!』って株がどんどん上がってるんですよ」と自慢げに語った。
4月に開催された本作のプレミア試写会での“セクハラ疑惑”について話が及ぶと、渦中の大泉は「エライことになったからな! また説明すると『大泉、セクハラ!?』って言われるから!」と苦笑いを見せ、「陽月さんがエアーで薙刀の練習をしてたから、『俺の腕を薙刀だと思って練習しない?』って言ったんです。真実その通りなんだけど(笑)。この方、キレイな方ですけど面白いんですよ! だからどう返すかなと楽しみで…」と釈明した。
陽月も「私もモノボケ試されたと思って…緊張してたから気を遣ってくれたんですよね」と申し訳なさそうに話す。さらに大泉が「薙刀の先生の掛け声のモノマネも面白くて…結局たいしたオチはなかったんですけど、現場は楽しかったんです。ニュースが出た夜中にメールで『大変なことになってすみません』って来たんですけど『面白かったからいいよ』って褒めました(笑)」と語り、うまく笑い話へ切り替えていた。
興行収入も10億円を突破した本作は、カナダのトロントで6月10日より開催されるトロント日本映画祭のオープニング作品として上映されることが決定! さらに上海国際映画祭では話題作を上映するパノラマ部門にも出品されることとなり、海外でも話題をさらうこと間違いなしである。
映画『駆込み女と駆出し男』は、江戸時代の駆込み寺を舞台に、離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする、笑いと涙の人情エンタテインメント。現在、絶賛公開中!
(TechinsightJapan編集部 みほりー)