4日、都内にて映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジャパンプレミアが開催。8年ぶりに来日したジョージ・ミラー監督と、吹替え版の声優を務めたEXILE AKIRA、竹内力が登壇した。
アリーナフロアには、レッドカーペットならぬスカルカーペットが用意され、ジョージ・ミラー監督、EXILE AKIRA、竹内力が登場すると、待ち焦がれていた約1500人のファンの歓声が飛び交った。3人は握手やサインなどファンサービスに応じ、サウンドバイツを行った。
親日家のミラー監督は今回の来日について「みなさん本当に今日は有難うございます。ここに来ることができて光栄に思っております。本当に素晴らしい環境の中、また素晴らしいファンのみなさんと過ごすことができて嬉しい」と感無量の様子。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が全世界でMAD旋風を巻き起こし、大ヒットしていることについても「何度も、何度も倒れてはまた起き上がってきました。本当に障害が沢山ありました。でも、絶対に倒れたままではありませんでした。完成してこのように日本に来ることもできて、とにかく幸せを感じています。AKIRAさんと竹内さんにご協力いただけて、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
主人公マックスの吹替えを演じたEXILE AKIRAは、監督に「この作品のイメージはロックとオペラの中間を表現したいとおっしゃられていましたが、どういった意味でしょうか?」と質問する。ミラー監督は「私はアクション映画というのはビジュアルミュージック、つまり視覚的な音楽だと思っています。そしてこの作品はロックオペラそのものです」と真剣に答えた。
また、ジョーの吹替えを演じた竹内は「CGでなんでも作れる時代の中で、この作品はできるだけCGを使わないようにしていたと聞きました。ただ、あまりにも凄まじい映像の連続にとにかく驚愕する。一体どうやって撮影したんですか?」と監督に問いかける。監督は「みんなで一生懸命、撮影しました。130日、アフリカの砂漠で毎日スタント、アクションシーンを撮っていたんです。すべてのものが本当にやっていることです」と明かすと、竹内が「恐ろしいよ! 本当に。相当怪我人が出てるよ(笑)」と語り、アクションの凄さがうかがえる。
その後、EXILE AKIRAは「とにかく、素晴らしい映画が日本に上陸しました。『マッドマックス』の感想をここで言ってしまいたいくらいアドレナリンが出ています。ご覧いただいて、是非周りの方々にこの作品の素晴らしさを伝えてください」と呼びかけた。
ノンストップの興奮が駆け抜ける。この作品を見ずに2015年映画は語れない! 今年、最も危険な映画、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)、新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他2D/3D & IMAX3D 公開。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)