シリーズ累計発行部数200万部を突破した、宮西達也氏の大人気絵本『ティラノサウルスシリーズ』。その1つをアニメ映画化した『おまえうまそうだな』は2010年に公開され大ヒットを記録、国内外で高い評価を得た。今年はアニメ映画化の第2弾『あなたをずっとあいしてる』が公開される。
5月31日、東京・汐留にて映画『あなたをずっとあいしてる』完成披露舞台挨拶イベントが行われた。主人公のこども恐竜トロンの母〈セラ〉の声を演じた渡辺満里奈と、本作の生みの親である絵本作家の宮西達也氏、本作の総監督・のなかかずみ氏が登壇した。
アフレコは15年ぶりだったという渡辺は、「やっぱりアフレコで声を入れる時とは全然違って臨場感があり、ドキドキしながら観ました。お母さんセラが初めて出てくるシーンで自分の声を聞いたときは恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべた。
そんな渡辺は最近、ピアノにハマっているという。「先日、初めての子どもたちの発表会を見て私も(ピアノを)始めようと思って。1年後の発表会で子どもたちと一緒に連弾することを目標に、レッスンを始めたんですね。その練習がすごく楽しくて。連弾することを想像するだけですごく幸せです。音楽ってやっぱり、心を穏やかにしたりとか楽しくしたりとか癒しのものだと思います。熱心に練習しているんですけど、やればやるほど成長が見えて楽しいですね」と子どもと同じ趣味を楽しんでいることを明かした。
イベントでは参加希望者の中から選ばれた5名の子どもたちが恐竜の鳴き声をまねする「恐竜鳴き声コンテスト」が行われ、渡辺、宮西氏、のなか総監督の3名が審査する運びとなった。
まずは宮西氏がお手本で「ガオー!!」と叫ぶと会場からは笑いと拍手が起こり、続いて子どもたちも可愛い鳴き声を披露した。審査結果を発表することになった渡辺は、「恐竜の鳴き声コンテストの1位は…全員です! みんなとっても力強くて可愛かったので、全員ということになりました!」と微笑み、「映画を観終わって心が温かくなったなとか良かったなとか、幼稚園とか周りのみんなにあの映画すごく良かったよとぜひぜひ教えてあげてください」と子どもたちに語りかけた。
ずっとむかし。恐竜たちが暮らしていたころ―ティラノサウルスの子供・トロンは、大好きなお父さん・ゼスタとお母さん・セラをなくし、ひとりぼっちになってしまう。悲しみながらも立派な恐竜になることを決めるが、ひとりになった恐竜の世界は冒険の連続。ジャングルを抜け、険しいゴツゴツ山を越えるうちに、悪さばかりする恐竜バルドたちに見つかってしまう…本当の強さや勇気、愛の意味を少しずつ知っていくトロンの大冒険がいま、幕を開ける!
映画『あなたをずっとあいしてる』は、6月6日(土)愛と勇気の冒険ロードショー!
(TechinsightJapan編集部 みほりー)