世界中のフィットネス愛好家に支持されているウェブサイト『fitnessrepublic.com』が、まだ多くの人々が知らずにいるフルーツの健康効果について興味深い記事を発表し、話題を呼んでいる。
バナナの水溶性食物繊維は食欲を抑える効果を発揮し、ブルーベリーにはデトックス効果があり、パパイン酵素は食べ物の腸内での停滞を防ぐ…楽しい図解でフルーツの意外な効果を示してくれたのは、米ニューヨーク発のフィットネス系人気サイト『fitnessrepublic.com』。健康的なダイエットのために役立つ果物は意外にも多いそうだ。たとえば…!?
■パパイアよりむしろパイナップルに豊富に含まれていることで知られる「パパイン酵素」は、食べた物の腸内通過速度を高めてくれる。
■アボカドは、雌の体内でも卵巣や副腎から分泌される男性ホルモンの一種、テストステロンの生産を促して減量に寄与する。
■10時のおやつにはナシやリンゴなど繊維質を豊富に含むフルーツがベスト。しかも表面をよく洗って皮つきのままがオススメである。
■バナナの豊富な水溶性食物繊維は満腹感につながり、免疫システムを改善してくれる。特に朝食にバナナを摂ることが望ましい。
■ドライフルーツは新鮮なフルーツとともに食べると良い。余分な脂肪の燃焼を促し、コレステロールをも減らしてくれる。
■ココナッツを食べることで空腹感を防げる上、肝臓の代謝機能を30%程度アップさせることも可能である。
■脂肪の蓄積を防ぐために、午前中にコップ1杯のレモン汁入りの水を飲むと良い。
■グレープフルーツは低カロリーでありながら果実が大きく水分が多いため、満腹感が高い。
■オレンジとアボカドは“カロリーカット”効果を持つフルーツ。1日1個のアボカドを食べることで、摂取しすぎたカロリーをチャラにしてくれる。
■ザクロには食欲を抑える効果がある。
■メロンと桃は甘いわりに低カロリー。腹持ちと満足感が長く続く優れものである。
■抗酸化作用に優れ、体重を増やすタイプの毒素についてデトックス効果が期待できるのはブルーベリー、桃、ザクロなど。
以上がその記事からの抜粋だが、アボカドの項目で触れられているテストステロンは、筋肉量を増やすことから脂肪燃焼と代謝率向上の鍵を握るホルモンとして最近とても注目されている。また同サイトではトマトにも大変なダイエット効果があると訴えていることを添えておきたい。「フルーツはダイエットの敵だから野菜ばかり食べている」などという人も多いが、フルーツには野菜では味わえない独特の甘さや香りがあり、それを楽しみながらのダイエットの方が長続きしそうだ。
※ 画像はfitnessrepublic.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)