気分が悪くなるような、そしてあまりにも痛々しい“獣姦”事件のニュースはこちらでもたびたびお伝えしてきた。だがこのほどニュージーランドから、まったく逆の立場による“レイプ未遂事件”の話題が飛び込んで来た。

ニュージーランドの南島オタゴ地方のダニーデンで、体重が150kgもあるクニクニと呼ばれる種類の巨大なオス豚に女性が性的な意味で襲われそうになったという。地元紙『Otago Daily Times』が伝えている。

車で外出したその女性（名前などは明らかにされず）がある時シートを倒して休憩していたところ、突然豚が乗り込んできて彼女の体にマウンティングを始めたというその“事件”。驚いたのは豚が彼女のズボンに脚をかけ、下半身を突ついてくること。まるで「脱いで」と言わんばかりであったというのだ。助けを求めると男性がやって来て豚を引き離してくれたが、女性は抵抗した際に肩と大腿部を負傷してしまった。

豚についてはその後、付近にあるキャム・ロメリルさん所有の牧場から逃げ出した“ボリス”という名の豚であることがわかり、捕獲されるとそちらに戻された。ロメリルさんは「マウンティングは愛情が欲しいという表現です。その日は一日中放置されていたため、ちょっと寂しかったのでしょう」と釈明したが、女性は愛情というよりもっと性的な衝動をその豚に感じ取ったとし、すっかり怯えているもようだ。

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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）