海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】中国・温州市の遊園地で落下事故。乗客全員のシートベルト着用を確認せず。

中国で続く遊園地の乗り物に関する人身事故。今度は浙江省の東南部に位置する温州市から伝えられた。5名の死傷者が出ているという。

浙江省温州市の平陽県で1日午後12時5分、たくさんの家族連れでにぎわう「龍山遊園地(Longshan Amusement Park)」で、“クレイジースクリーム(Crazy Scream)”という絶叫マシンから次々と客が落下する事故が発生した。2本の長いアームが回転を始めたと同時に、両端にあるゴンドラから3名の客が次々と落下。地面に体を強打した2名が搬送先の「Pingyang No. 1 People’s Hospital」で死亡。2名が重傷、1名が軽傷を負い手当てを受けた。

事故の原因は、乗客全員のシートベルト装着を確認せずにオペレーターが作動させてしまったことだという。また先月22日に行われたセキュリティ検査で、遊園地など娯楽施設の監督に当たる政府職員と平陽県は同遊園地の安全対策に複数の問題があることを指摘。今回の事故もあり、園の当面の閉鎖が決まった。この画像は中国のメディア『shanghaiist.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。中国版Twitter「微博(ウェイボー/weibo)」には今、その事故に関する写真が多数アップされているという。

中国でこのところ続いている遊園地内の人身事故。先月6日には河南省新郷市のある祭りで、客を乗せて回転中の“空飛ぶ円盤”が支柱から放り出されて乗客19名が軽傷を負い、歩いていた来場者1名がその円盤にぶつかって骨折している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)