中国・河南省で6日、ある大通りで繰り広げられた祭りにおいて、たくさんの客を乗せて回転中だったアトラクションが事故を起こした。死者が出ていないとはいえ、「この程度で済んだのは奇跡的」というのが人々の正直な感想だという。

金属疲労がないか、異音はないか、そうした日々の整備点検がしっかりと行われていたのかと疑わざるを得ないような事故が発生したのは、中国・河南省新郷市のある祭りに設けられた、空中を上下しながら回る“Flying Saucer（空飛ぶ円盤）”というアトラクション。19人の客を乗せた円盤が文字通り飛ぶように支柱から外れ、回転したまま地面に激しく尻もちをついており、円盤がぶつかったことにより来場者1名が骨折したという。

乗っていた客は全員シートベルトを着用していたため幸いにも死者は出ていないが、円盤が着地するとともに放り出されるなどして怪我を負っているとのこと。警察による事故調査が進められているが、中国のメディア『english.sina.com』は回転軸が破損して外れていることがわかったと伝えている。

※　画像はshanghaiist.comのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）