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writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】たかまつななだけじゃない! 東大大学院出の女芸人、驚異の「TOEIC満点」。

ブログで東京大学大学院情報学環教育部の合格を報告し、これがネットニュースになると「学部入試と難度が全く違う」と批判が殺到したお笑い芸人・たかまつなな(21)。“学ぶことに意欲的な人をなぜ批判するのか”と一時はネット上で大論争になっていた。そのたかまつが最近、動画サイトで対談しているのは東京大学工学部卒業・同大学院修了そしてマッキンゼー勤務という経歴を持つお笑い芸人・石井てる美(31)である。

たかまつななは今回の批判に対し、『たかまつななオフィシャルブログ「お笑いジャーナリストへの道」』で“問題は「レベル」の問題ではなく、何をするかという質「クオリティ」の問題”、“今の学びの場を誇りに思っている”と丁寧に自分の考えを述べて反論。またこの騒動でアクセス数が激増し、たくさんの仕事の問い合わせがあったことを報告した。何よりも彼女を喜ばせたのは、東京大学大学院情報学環・佐倉統教授からツイッターで激励のコメントが届いたことであろう。“お笑いを通して、社会問題を発信したい”というたかまつの夢を応援する声が、今回の騒動で大きく広がったのだ。

そんな中、動画サイトYouTubeの『たかまつななチャンネル』では5月2日から、女性お笑い芸人の先輩であり、東京大学工学部卒業・同大学院修了の石井てる美と対談している。石井は小さい頃からの夢を捨てることができず、新卒で入社した就職最難関といわれる外資系コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーを1年4か月で退社。その後に通ったタレント養成学校を卒業し、芸人生活は5年目になるという。

英語が苦手だというたかまつは、TOEICは990点(満点)・英検1級の英語力を持つ彼女に、早く上達する勉強法を聞いた。石井は4~6歳まで海外で生活していたが、帰国後に通った小学校は普通の地元の学校であった。彼女の勉強法はとにかく書いて、暗記の繰り返し。文法も地道に覚えて、コツコツ努力を重ねるのが一番だと話す。最近は英会話に関して“感覚で喋れるようになる”、“聞いていたら、いつの間にか喋れる”という宣伝文句が多いが、石井は「英語の上達には時間がかかるし、すぐに結果は出ない」と断言する。どの大学を受けるにしても英語が得意なのは有利なので、中学校から授業を疎かにせず「足元から固めて欲しい」とのことである。

お笑い芸人が高学歴を武器にすることは、もう珍しいことではなくなっている。まず本業で認められなければ、活躍の場が広がることは難しい。特にたかまつは話題性でテレビ番組への出演依頼が増えているようなので、このチャンスをぜひ生かしてもらいたいものだ。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 みやび)