エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】瀬戸朝香がカンヌ映画祭に“ミニのワンピース”で登場。女優生活20年以上で初の体験に感激。

映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』で日本語吹き替えを務める鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦らが初のカンヌでフォトコールに登場した。瀬戸朝香はカンヌの青い空と同じ色の“EMPORIO ARMANI”でキメており、「夜のレッドカーペットにはドレスを着るので、昼間は元気な雰囲気にしたいと思って短いワンピースにしました」とこだわりを語る。また、“おとくちゃん”でおなじみの鈴木梨央は、ハリウッドの天才子役と初対面してその年齢に驚いていた。

5月22日、カンヌ国際映画祭で特別招待作品として公式上映される映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の日本語吹き替え版キャストの鈴木梨央(女の子役)、瀬戸朝香(お母さん役)、津川雅彦(飛行士役)が、ワールドプレミア出席のため現地入りした。3人はカンヌ恒例の上映前のフォトコールに、アメリカ、フランス、ベルギーから集まった各国のキャストとともに登場。清々しい青空のもとで、世界各国キャスト&スタッフ12人という、今期最多クラスの豪華な顔ぶれに会場のひときわ熱い視線を集めた。

『リトルプリンス 星の王子さまと私』世界各国キャスト&スタッフが集結(C)Kazuko Wakayama

3人とも本映画祭へは初めての参加で、鈴木梨央にいたっては海外初体験だ。しかし長時間のフライトの疲れも見せずに、朝から取材を受け「すごい! 初めてのことだらけでした!」と大きな会場、たくさんの人、青い空、すべてに感激。主演女優としては日本史上最年少で参加となる10歳の子どもらしく楽しんでいた。

津川雅彦(75)は「昨夜遅くに着いたけど、お祭りのように皆が賑わっている様子ですね。日本では見たことのないほどの大きなクルーザーがたくさんあって、リゾート地で人がとても楽しそうで、すばらしい場所だと思いました」。瀬戸朝香(38)は、「女優を20年以上続けてきたけど、いつかカンヌ国際映画祭に参加したいと願っていたので、自分が本当にここにいるんだと思うと夢のような気持ちでいっぱいです。短い滞在ですが、思いっきり楽しみたいです」と話した。

カンヌ国際映画祭フォトコールにて 瀬戸朝香、鈴木梨央、津川雅彦、マーク・オズボーン監督(C)Kazuko Wakayama

フォトコールではカンヌの青空にぴったりなミニのワンピース姿を披露した瀬戸朝香。ポーズを求められることの多い、夜のレッドカーペットへの意気込みを聞かれると「モデルさんではないので、色々なポージングをするのはプレッシャーではあるのですが、自分らしく楽しみたいと思います」と静かに燃えている感じだ。

日本勢は各国の俳優陣とも初対面を果たし、鈴木梨央は英語版で女の子の声を務めるマッケンジー・フォイやマーク・オズボーン監督と記念撮影して、「英語版を見ていたら自分と同い年くらいだと思っていたけど、年齢を聞いたら14歳だというのがわかって驚きました。とても可愛かったです。英語で自己紹介もできました!」とハリウッドの天才子役に会って刺激を受けていた。

初対面を果たしたマッケンジー・フォイと鈴木梨央、津川雅彦、マーク・オズボーン監督(C)Kazuko Wakayama

また、ベルギーから参加した母親役のシャルロット・ヴァンデルメルシュと対面した瀬戸朝香は、「すごく気さくに話しかけてくださいました。母親役の役柄や吹き替えをして難しかったシーンについて話ができて、彼女がいてくれたお陰で緊張がほぐれて、フォトコールもすごく楽しめました」という。同じ役の吹き替えキャストならではの交流を楽しめたようだ。

本作は、フランスを代表する小説家サン=テグジュペリが1943年に出版した不朽の名著『星の王子さま』の初めてのアニメーション映画化作品。教育ママのもと勉強に励む9歳の女の子が、年老いた飛行士から、何十年も誰にも打ち明けなかったという“星の王子さま”との出会いの物語を聞いたことをきっかけにかけがえのない絆を深め、やがて飛行士のために星の王子を探す冒険へ向かう感動のファンタジーアドベンチャー。日本では11月に全国ロードショーとなる。

(C)2015 LPPTV – Little Princess – ON Entertainment – Orange Studio – M6 Films 写真:(C)Kazuko Wakayama
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)