強面ながらスイーツ好きで有名な新日本プロレス所属の真壁刀義。時折見せる “いい人オーラ”のギャップで、プロレス会場はもちろんお茶の間でも人気の売れっ子プロレスラーだ。そんな真壁が、初のアフレコにチャレンジし声優デビューを果たした。
18日、都内にて映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』アフレコ収録が行われ、『MAD MAX』と新日本プロレスのコラボTシャツを着用し、おなじみのプロレス入場テーマ曲『Immigrant Song』にのって真壁刀義が登場した。「新日本プロレスの真壁刀義だ!」と試合さながらの絶叫で現れた真壁は、本編の中でも最もインパクトがあるシーンを実演。今回、真壁が担当したのは、主人公マックスと敵対する最凶の“ラスボス”イモータン・ジョーの息子の一人、エレクタス。ジョー軍団の強靭な肉体を誇る最強ファイターである。この役を演じるネイサン・ジョーンズは元プロレスラーであり、まさに真壁にピッタリの役柄だ。
完璧にこなしたはずのアフレコだったが、ディレクターからは「動きが足りない感じですよね」とまさかのダメ出しが。すると真壁は強面が一変し、素直に「すみません…すみません…厳しいっすね。やっぱり…」と言いながら、アフレコ撮り直しになった。「みなさんよりもディレクターの方が怖いっすから(笑)」とおちゃめな一面を見せ、そのギャップに会場は笑いに包まれた。
また、今回のオファーが来たときのことを振り返った真壁は、「嬉しくて仕方なくて、日記に書こうかと思った(笑)」という。そんな彼にハリウッドデビューに関して質問が及ぶと、「遅かれ早かれ、そうなった」と発言。少し間が空くと「マスコミ突っ込めよ! 見てる人たちにこの人かわいそうって思われるだろ!」と取材陣につっこみ、強面キャラのイメージはさらに激減した。
映画の中で「スイーツは食べるんですか?」と問いかけられると「あるわけねーだろ! さっきの悪いやつが食ってたらおかしいだろ。それはそれで面白いけど」と語る。アフレコでのスイーツキャラの出番は無かったようだ。
愛する者を失ったマックスと2人の反逆者フュリオサとニュークス、自由と生き残りを賭けた3人のMADな戦いとは。絶体絶命のピンチを迎えた時、彼らの決死の反撃が始まる! 5月15日から全米公開された映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、週末には過去作品それぞれの最終興行成績を上回る成績を記録。日本でも大ヒットへの期待が高まる。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他にて2D/3D & IMAX3D公開。
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(TechinsightJapan編集部 みほりー)