故ホイットニー・ヒューストン(享年48)の遺児ボビ・クリスティーナ・ブラウン(22)は1月31日、自宅バスタブにて意識不明に。病院に搬送されたものの意識は戻らず、事実上の治療断念に至った医師団は彼女をリハビリセンターに移した。そんな中、娘の生命維持装置を外すことを父ボビー・ブラウン(46)は頑なに拒否。複雑な思いのまま仕事に復帰した彼が、胸中を明かした。
海外での仕事を一度は延期したものの、契約上の問題もあり5月には開催予定というボビー・ブラウン。それに先立ち、ボビーは米時間11日にロサンゼルスにて行われた「2015 Soul Food Festival」に登場した。愛娘ボビ・クリスティーナ・ブラウンか入院から初めてステージに立ったボビーは、そこで観客らにこう語った。
「みんなにはこう言いたい。本当に、実に良い気分だ。」
「今夜はショーに来てくれて感謝するよ。そして俺と家族を応援してくれていることに、お礼を言いたいんだ。」
「辛い時もある。今、自分が何を経験しているのか。俺自身にすら理解できていない状態だ。でもあとは神にお任せしたい。神に対処してほしいと考えているよ。」
このショーが終わると、ボビーはすぐに空港へ直行。そのまま飛行機に飛び乗り、娘のいるアトランタに再び帰って行ったという。
「絶対に死なせない」と語り生命維持装置を外せずにいるボビーは、神がベストな決断を下すこと、そして娘が再び目覚めることを信じている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)