米人気バンド「マルーン5」のショーにて、大興奮した女性客がステージに乱入。フロントマンのアダム・レヴィーン（36）に飛びつくというハプニングが起こった。

米時間6日のこと、アナハイムにてショーを開催中だった「マルーン5」メンバーらに衝撃が走った。このとき、興奮した様子の女性ファンがセキュリティのすきを狙い、ステージに乱入。お目当てのアダム・レヴィーンに突進し、アダムに絡みついたのである。

これに一瞬怯んだ様子を見せ、離れようと後ずさったアダム。しかし彼は「このままではダメだ」とばかりに女性の肩に腕を回し、セキュリティスタッフが助けに来るまで数秒待機。アダムに肩を抱かれた女性は大喜びで、セキュリティに連行される際も素直に従い、ステージをあとにした。

このハプニングで、アダムは耳に軽傷を負ったものの大事には至らなかった。その後、アダムは観客に向けてこう話している。

「今の、変だったよな？」
「歌っている最中に、目を閉じて美しい瞬間を楽しんでいる。すると突然誰かが目の前に現れるのさ。これは超怖いぜ。」

女性に“危害を加えてやろう”という意思がないことをすかさず判断し、セキュリティスタッフが助けに来るまで上手く対処したアダム。そんな彼を米メディアは「本物のプロだ」と高く評価した。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）