エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】バカリズム、新入生にアドバイス。「自己紹介で目立とうとするヤツは、しょうもない」「2学期で失脚です」

この春に新1年生として、新しいクラスメートと学校生活をスタートさせた方々も多いだろう。新しい人間関係の始まりは、入学してからホームルームなどで行われる“自己紹介”だろうか。お笑い芸人のバカリズムはラジオ番組で自らの学校生活を振り返り、新しい環境での“自己紹介”の重要性について話している。

バカリズムは学校や職場で新しい生活が始まるこの季節が「結構好き」だと語る。例えば新1年生として入学し、右も左もわからない状態で自分の名があるクラスに入る。“これから1年間、俺はここでやっていくんだ”という、決意と緊張感。お互い手探り状態の中で少しずつ周囲と打ち解けていく空気が好きだというバカリズムは、年齢を重ねても春を迎えるとワクワクするらしい。

4月6日放送のラジオ番組『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)でバカリズムは、入学式の翌日辺りに新しいクラスで行われる「自己紹介」の重要性と、やってはいけないことをとうとうと語っている。

「最初の自己紹介で(ハッタリを)かますヤツは大体、2学期で失脚です」。これはバカリズムが学生時代を振り返り、自身の経験から達した結論である。ここで慎重にいかないと、その後の人間関係に響いてくるというのだ。

新しい環境でのバカリズムは“誰が敵なのか、味方なのか”を判断できるまで、最初は何となくクラス全体を眺めていたという。よって最初の自己紹介は、当たり障りの無い簡単な内容だけ。しかし自分以外の者が話している時は穏やかそうな表情で聞いているが、実は細かいところまでよく観察しているのだ。

入学式当日からなぜか人の輪の中心となり、翌日クラスで行われる自己紹介ではしゃいで目立つような人は、一時的には人気者になれる。しかし1学期の後半あたりからメッキがはがれ始め、2学期には失脚。3年生になる頃には、最下層となっている場合もあるというのだ。そんな友人らを見てきたバカリズムは、“自己紹介で目立とうとするヤツは、しょうもないと決まっている”と言い切った。

社会人となった今だからこそ、バカリズムが新入生にアドバイスしたいのは常に「客観性を持つ」ということ。初対面の人たちの前で目立った行動する“勇気”はあるけれども、それは“空気が読めない”ことにも繋がっているという。今週は“新しい自分を演出して、実りある学校生活を送りたい”と願い、第一歩を踏み出した新入生も多いことだろう。新しいクラスで緊張している人もまだまだ多いだろうが、気負わず時間をかけて、人間関係を築いて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)