累計4,000万部を突破した大人気コミック『進撃の巨人』。今夏に公開される実写版では三浦春馬が主人公に抜擢されるなど、世界的に注目されている本作がドラマになるという。記者発表会見にて主演のハンジ役を務める石原さとみが気合い十分に臨んだ撮影について熱い思いを語った。
4月2日、千葉・舞浜アンフィシアターにて4月に大幅リニューアルを行う「dビデオ powered by BeeTV」が「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」発表会を開催した。この日、サプライズとして今夏に公開される実写版映画『進撃の巨人』と連動した新作ドラマの制作発表会も行われ、ゲストには石原さとみ(ハンジ役)、平岡祐太(イズル役)、桜庭ななみ(サシャ役)、渡部秀(フクシ役)、武田梨奈(リル役)、水崎綾女(ヒアナ役)ら豪華キャストが登壇した。
一昨日クランクアップしたばかりだという新作ドラマ『進撃の巨人』。白いワンピースの爽やかな装いで登場した主演のハンジ役・石原は「去年4月から撮影が始まり、長い間ハンジ役を演じることができ幸せで、本当にとてもとても愛おしく思えるキャラクターだった」と少し緊張気味に挨拶した。
本編にも出演している石原はハンジ役を演じるにあたり「本編よりもハンジというキャラクターの内面や過去を描いているので難しく感じた」「笑い方、言い方をハンジ役の声優をしている朴さんに電話をして相談した」ことを明かす。叫び方については「伝授してもらうだけでなく、留守電にも(叫び方を)入れてアドバイスをもらった」と楽しそうに語った。ハンジにかけた思い、熱の入れ方は相当のようである。映画とは違う石原の演技にも注目したい。
おでこで瓦を割るCMで有名となった武田は、得意とするアクションを本作でも披露しているという。「夜中まで撮影に臨み、あざになっている」と足をみせる場面もあった。隣にいたフクシ役の渡部のパンチが武田のみぞおちに入った時「大丈夫?」ではなく「おー入ったね」と言われたことを武田が暴露。しかし渡部も武田のキックを受けており、本気のアクション演技も期待できる。
映画では描き切ることが出来なかったエピソードを中心に、登場人物たちにフォーカスした内容で、実写版映画を観る上でも欠かせない兵士たちの日常や秘密が描かれる。映画オリジナルのフクシやリル、ヒアナ、新キャラクターの登場も見どころである。今年の夏は実写版映画とdTVオリジナルドラマ『進撃の巨人』、両方楽しみたい。
dTVオリジナル『進撃の巨人』は2015年8月配信開始予定。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)