タトゥーは撤回がきかない施術であることを十分に理解した上で行ってもらうべきもの。修正も痕がかなり残ると思って間違いない。若い女性は特に…。
この画像は英メディア『dailymail.co.uk』が伝えているその記事のスクリーンショット。カフェの店長をしていたデルシャ・キャンベルさん(22)というマンチェスター出身の女性には、なんと4本の眉毛がある。眉毛を描く行為から永遠に解放されると思って彫ってもらったタトゥーへの怒りと恥ずかしさで、彼女は家に閉じこもりっぱなしであった。カウンセリングにより少しだけ勇気を取り戻し、やっと外出できるようになったことを告白している。
この眉を彫ってもらったのは、2012年8月のこと。人気モデルのカーラ・デルヴィーニュがお手本であったという。オンラインで“6万3000円を1万8000円でOK”というクーポンを見つけ、地元のタトゥーパーラーで施術を受けた。その際アーティストは、彼女の本来豊かな眉毛を外側から3分の2ほど脱毛しており、そこにタトゥーで新しい眉山を描いている。そのため自然の眉毛が生えてくると、こんなことになってしまうのだ。キャンベルさんは今、新しく生えてきた毛を剃ったり抜いたりすることにひたすら追われている。
「私はまるでピエロのよう。鏡を見ては泣くばかりだった。ストレスで体重が落ち、人と会いたくなくて仕事も辞めたの。このタトゥーのせいでいろいろなものを失ってしまったわ」と話すなど、キャンベルさんの落ち込みは激しい。彼女はその後、タトゥーの色を薄めるために7万2000円ほどを費やしたが、完全に消えることはなく、コンシーラーを塗る日々が続いている。眉毛の形や太さには流行もある。キャンベルさんは「タトゥーはとにかく慎重に判断を」と呼びかけたいそうだ。
※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)