エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『デート』最終回は大女優の登場で急展開。“恋愛不適合者”の恋に感動。

ドラマ『デート』の最終回は、主人公の2人がバスで出会った女性の言葉をきっかけに本当の“恋”に目覚めていく。毎回、もどかしい2人と周辺の姿がコミカルに描かれてきた本作だが、ツイッターで「このドラマでまさか泣くとは…」とつぶやかれるような感動のラストとなった。

杏と長谷川博己が“恋愛不適合者”の男女を演じるドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)の最終回が、3月23日に放送された。超がつくほどの理科系ですべて理論的に思考する女性、藪下依子(杏)と“高等遊民”としてのプライドを持つニート、谷口巧(長谷川博己)。依子に好意を持つ鷲尾豊(中島裕翔)と、巧に好意を持つ幼なじみの島田佳織(国仲涼子)が絡み、依子が鷲尾と、巧は佳織と恋をして…。これまでの流れから、やはり“恋愛不適合者”同士の恋は実らないのかと思われた。

最終回では依子と巧が偶然乗り合わせたバスでいつものように口論となり、前の座席の女性に「あなたたちは仲が良いのね」と笑われる。その女性を大女優・白石加代子が演じたから説得力が違う。女性からもらったりんごが、まるで魔法のりんごかのように2人は“恋”へと目覚めていく。

放送後にはツイッターで「りんごのシーン、美しくて感動しました」、「佳織と鷲尾のことを思うと最低で、でも互いが互いにとって大切なのだと思い知らされた最高な告白を思い出す」、「このドラマでまさか泣くとは思わなかった。恋愛不適合者の2人が可愛くて仕方ない」など様々な感想がつぶやかれている。

1月月9デート~恋とはどんなものかしら~(date_cx) ツイッター』には、「自称高等遊民の僕にとって、とても他人事とは思えないリアルな内容でした」、「恋とはどんなものか分からなかった私が、このドラマをきっかけに恋をしたくなりました」といった反応もあった。

ところで、先日最終回を迎えたドラマ『ウロボロス』(TBS系)でもイクオ(生田斗真)と竜哉(小栗旬)の子ども時代を演じた子役が素晴らしかったが、『デート』での藪下依子と谷口巧の小中学生時代のキャスティングも見事にハマっていた。最終回では2人が子どもの時に初めて出会った過去も分かるが、その場面だけで胸キュンものだった。子ども時代に絞ったスピンオフドラマを見たいほどである。

「今クールで一番おもしろかったドラマ! 配役と脚本がばっちりでした」、「今季のドラマで、デートの最終回はぐう有能でしたね」と評価も高く、「是非続編を!」、「デート2期待します! デート2楽しみにしてます。デート2やらないんですか?」との要望もあるドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』。“シーズン2”があるとすれば桜の木の光景から始まるのだろうか。

※画像1枚目は『twitter.com/date_cx』、2枚目は『松尾諭 satoru_matsuo Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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