「人生はサバイバル」と今日も礼儀正しく熱い男、俳優・藤岡弘、がエネルギーイベントに登場し、仮面ライダー秘話を語った。「“変身ベルト”をプレゼントしたら、目を輝かせて喜んでいた」と鈴木福くんの肩を抱いた藤岡は、仮面ライダーに憧れる福くんにアドバイスを送った。
30日、都内にて第1回『ソトコトでんき大賞』各部門の発表及び表彰が行われ、各部門の中から『ソトコトでんき大賞』は“発電鍋ワンダーランド(株式会社TESニューエナジー)”に決定した。特別審査員としてサバイバル代表・藤岡弘、、子供代表・鈴木福くん、地方代表としてアイドルグループのNegiccoが登壇し、アイデアいっぱいの「人」、「物」、「こと」、「ローカル(地域)」に驚きや感動溢れるイベントになった。
冒頭で、藤岡は「自然再生無限エネルギーは興味がある。44年前にやった仮面ライダーはまさしく“クリーンエネルギー”で、地球・環境に優しく頼もしい」「ライダーキック、ライダーパンチは風力エネルギー(自然のエネルギー)を取り入れることにより、自力であの強いパワーをもってショッカーをやっつけていた」「44年前からすごいことだ」と改めて振り返った。
また仮面ライダーは「自然界の中で一番弱者のバッタ。バッタが生きられなくなったら我々の未来はないという意識が、石ノ森(章太郎)先生にあった」「(仮面ライダーは)バッタの反逆、ショッカーは人間かもしれない」と笑顔で語る藤岡の言葉には皆、熱心に聞き入っていた。「仮面ライダー」をやりたいと語る福くんには、「福ちゃんのように一生懸命目標をもってやっていればなれる。想いは念ずれば花開く」とアドバイスを送った。
「でんきはライフスタイルの中で楽しく感じられる」と語った月刊「ソトコト」の編集長の言葉通り、もっと身近にエネルギーについて個々が関心を寄せれば今後の日本のあり方も変わってくるのかもしれない。「どんな環境の中でも生きて生きて生き抜く。誰しもエネルギーは自分で作ることができる」「まだまだ色々な可能性がある日本の未来は捨てたもんじゃないな」「子供たちは財産。子供たちのために何かしなければならない」そう語る藤岡の言葉が胸に響いた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)