年齢を重ねるごとに人としての魅力、また演技に深みを増すハリウッドを代表する女優メリル・ストリープが来日した。本作で赤ずきん役に大抜擢され13歳にして圧巻の歌声の持ち主リラ・クロフォードも来日し、神田沙也加と一夜限りのLIVEで美しい歌声を披露した。
4日、4月中旬の陽気になった東京・六本木ヒルズにて映画『イントゥ・ザ・ウッズ』のジャパンプレミアが開催された。レッドカーペットならぬグリーンカーペットにまず登場したのは、赤いレースのドレスを身に纏った神田沙也加。次に赤ずきん役のリラ・クロフォードが目の覚める青いオールインワンドレスで登場した。最後にディズニー作品初出演のオスカー女優、メリル・ストリープが貫禄とものすごいオーラを放ちながらにこやかに登場し、待ち構えたカメラマンを圧倒した。
ステージではリラと神田から今宵、一夜限りの生歌が集まったファンにプレゼントされた。ピアノとチェロの伴奏に合わせ、まずはリラの美しい歌声で「Into the Woods」が披露されると、隣にいた神田はリラの歌声に体を揺らしながらリズムをとる。続いて神田も透き通るような美しい歌声で「Children Will Listen」を日本語で披露。神田が歌い終わると2人がその場で抱き合う場面もあった。
2人の歌をステージ下で聴いていたメリルも、ステージにあがるやいなや神田とリラをハグして称えた。彼女たちを見る優しい眼差しは母親の横顔のようであった。感想を聞かれたメリルは「(神田の歌は)私の歌よりはるかに良かったです。日本語の歌詞で聴くというのは魅力的で素晴らしかった」「リラはみんなの分を全部歌ったので凄かったです。素晴らしかった」と神田とリラを称賛した。
またリラも、神田について「本当に才能あふれるとても美しい声をお持ちで感動させて頂きました」と大絶賛した。映画『アナと雪の女王』の歌のように、また日本のファンを魅了することは間違いないだろう。
『シカゴ』のロブ・マーシャル監督最新作。メリル・ストリープ、ジョニー・デップら豪華スターが出演。シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん…“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた、驚くべき運命とは? ディズニーが「めでたし めでたし」の“その後”を描く、大人のための“アフター・ハッピーエンド”。伝説のブロードウェイ・ミュージカルをディズニーが完全に映画化。
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)