米フロリダ州で6,395グラムというジャンボベビーが自然分娩により誕生し、医療スタッフを驚かせた。サイズばかりではない。母親は妊娠9か月まで妊娠に気づかなかったと告白したのである。
米フロリダ州タンパの「St Joseph’s Women’s Hospital」で先月29日、マクザンドラ・フォードさんという女性が、体重6,395グラムというジャンボサイズの男の赤ちゃんを出産した。赤ちゃんにはエイヴリー君という名が付けられ、授乳も他の赤ちゃんの2倍の量を飲むという。
この出産にはほかにも2つのサプライズが伴っている。こうしたジャンボベビーのほとんどが安全を期して帝王切開により誕生するが、地元メディアの『WFLA News』ほかが伝えているところによれば、エイヴリー君の場合は18時間の陣痛を経てなんと自然分娩で誕生したのであった。
そしてもう1つのサプライズは、フォードさんが妊娠9か月まで自分が妊娠していると気づかなかったこと。「昨年の秋、急に太ったような気がしましたが…。産婦人科を初めて受診した時、すでに妊娠35週にもなっていたんです。しかもすごく大きなお腹だと知り、双子かと思いました」と告白している。
赤ちゃんのパパであるアレン・デントンさんは地元紙の取材に、「フットボールにたとえたら、フルバックどころかラインバッカーをゲットした気分かな」と語るなど、本当に嬉しそうだ。カップルには上に5歳の女の子と1歳の男の子がいる。エイヴリー君は現在NICU(新生児集中治療室)での監視が続けられているが、間もなく退院する見込みだ。
※ 画像はnews.sky.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)