エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】SMAP・草なぎ剛が“キラキラネーム”をバッサリ。「正直、名前なんかどうでもいい!」

SMAPの番組で一般的に見て珍しい名前“キラキラネーム”の読み方をクイズ形式で取り上げた。ところが、冒頭でメンバーの草なぎ剛が「正直、名前なんかどうでもいい!」と発言。“キラキラネーム”どころか名前にこだわらないとの持論を語って周囲を笑わせた。

2月23日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、人気企画“イマドキNAMEクエスチョン”が放送された。“キラキラネーム”を持つ子どもと名づけた親が登場して、SMAPの中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛とゲストのママタレント、辻希美、松嶋尚美、木下優樹菜たちが名前の読み方を考えるというものだ。

クイズに入る前に、松嶋尚美がSMAPの3人の名前が普通なことから、草なぎ剛を例にして「剛(つよし)よりも“ゴウ”と読んだ方が良かったとかないの?」とこだわった。「ちっちゃい時から剛(つよし)だからさ…不思議だよね」とそれを受けた草なぎ剛。「ぶっちゃけて言うと、名前なんてどうでもいいと思う!」と言い出した。

彼は、人間だけが名前をつけるのであり、犬の名前も人間が考えたもので「犬は自分を“犬”だとは思っていない。馬だって自分を“馬”とは思っていない」と説明し、「人間だけじゃん、人間がつけてるだけ。極端なことを言えば、名前なんかどうでもいい!」と主張する。

草なぎ剛の考えが正しいかどうかはともかく、コーナーそのものが成立しなくなりそうな意見だ。ママタレントだけでなく、SMAPのメンバーも大笑いするしかなかった。

この日登場した“キラキラネーム”を持つ子どもたちは、星七ちゃん(5才・女子)、流空くん(5才・男子)、愛姫ちゃん(小3・女子)、鷹来くん(小3・男子)、絆ちゃん(小1・女子)、皇帝くん(中1・男子)の6人。

星七(ティナ)ちゃんは「北斗七星のように明るく輝いて欲しいから」、流空(イリア)くんは「様々な表情を持つ空模様のように、多種多彩でいろいろなことに挑戦できるように育って欲しいから」、愛姫(ラブキ)ちゃんは「三姉妹全員のイニシャルを“R”で揃えたかった。長女は“来夢(ライム)”、次女は“瑠智愛(ルチア)”」など、親が思いを込めて名づけたものだ。

さらに、鷹来(タカラ)くんは「長男が“龍”、次男が“虎”、三男には“鷹”を入れた名前にしようと思い、宝物の意味を込めた」、絆(バン)ちゃんは「(父親が好きな)Do As Infinityの伴都美子さんの愛称を参考にした」、皇帝(カイザー)くんは「個性的な生き方をしてもらいたい。夢を叶えて欲しいとの思いから」つけた。

皇帝(カイザー)くんは中学校の入学式で名前が呼ばれると、会場からどよめきが起きたほどだ。それでも今では「皆から普通にカイザーと呼び捨てにされる」というので、学校生活で支障はないらしい。

日本では“キラキラネーム”と呼ばれるが、やはり海外でも子どもに個性的な名前をつける親が増えている。欧米では人気のある商品名と同じ名前をつけた親が、裁判所から「つけてはいけない」と言い渡された。また、学校でいじめにあったり、就職時にマイナス影響を及ぼす事例も確認されている。

ただ、今回登場した子どもたちを見ると、愛姫(ラブキ)ちゃんは自分の名前を「好きです」と自信を持って答えており、皇帝(カイザー)くんのように中学生でも周囲から受け入れられることもある。草なぎ剛みたいに「名前なんかどうでもいい」とは言い切れないが、“キラキラネーム”も様々なケースがあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)