海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】黒魔術の世界に溺れこんだ40歳父親、わが子5人を次々と殺害。(パキスタン)

「黒魔術(ブラックマジック)」と呼ばれる、呪いと邪悪な欲望に満ちた魔術の世界に溺れる人が比較的多いといわれているパキスタン。わが子5人に自ら手をかけた40歳の父親が逮捕された。

「お金に困っているのは子供のせい。この子たちを殺せば裕福になり、自分は呪術のパワーを高めることができる」。こんな愚かな考えのもと、パキスタン・シンド州の小さな村サイードカーンで8日、幼いわが子5人を次々と殺害するという事件が起きたことを『Digital Journal』が伝えている。

逮捕されたのは6人の子を持つAli Nawaz Leghariという40歳の父親で、3歳から13歳まで(うち女児2名)の5人を殺害。妻と長男が外出中にこの子らに睡眠薬を飲ませ、首をロープで絞めた。夕食に毒を盛ろうとして妻に阻止されていたことも分かり、子供6人全員を殺害するつもりだった可能性もある。警察の取り調べに対しては、「この子らの命を犠牲にすれば私も黒魔術の道を究められると思った」などと供述しているという。

パキスタンでは、経済上の深刻な問題を抱えて心を歪ませていく特に貧しい農村地帯の人々が、高い収入に目がくらんで人身売買を行ったり黒魔術にのめり込んだりすることがある。また近年ナイジェリアでは、黒魔術師に処女や若い女性を生贄として差し出すと高いお金になるとして、家族も絡む卑劣な人身売買が横行している。

※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)