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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】話題の“デカ黒目タトゥー”、重度の結膜炎により失明の危険も。(英)

魅力的な“デカ黒目”を手に入れようとするも、カラーコンタクトの装着は面倒ということで、瞳の周りに黒いタトゥーを入れてしまおうとする若者が現れている。だがこれは失明の危険をはらんでいるようだ。

ジャマイカ出身で、英ロンドンにてミュージシャンとして活動しているメイスさん(本名デリク・ウォルターズ=20)は、ルックスをよく見せたい一心で流行りの“デカ黒目”を取り入れることに。当初はブラック・コンタクトレンズを装着していたが、じきに面倒になり、瞳の周りを黒く縁取るタトゥーで半永久的なものをと望んでしまった。

しかしタトゥーの施術後にメイスさんの目は重度の結膜炎を起こし、失明の危険性を指摘されて病院に入院。やっとのことで視力が少し回復し、作曲を再開したところである。メイスさんがひどく落ち込んでいる一方で、施術を行ったハックニーのタトゥーパーラー「Happy Sailor」のアーティストは安全性を主張。『Vice』誌の取材に、「表面を傷つけながら墨を流し込む従来のタトゥーとはやり方が違います。白目に墨を“注入” しただけです」と語っている。しかしデカ黒目タトゥーなどまだ始まったばかりで、それに熟練したアーティストは存在しないことから、彼らも「きちんと免許を持った医師がその施術を行い、術後の管理もしてくれれば良いのですが」と話すなどやや弱気だ。何事も先駆者といえば聞こえはよいが、メイスさんの眼球はタトゥーアーティストの練習台となったに過ぎないのであろう。

ちなみに、「カラーコンタクトの方が安全だから」とそちらを愛用されている方も、医師の診察を受けない購入方法や誤ったコンタクトレンズの使用法により角膜に傷がつけば、こちらも最悪の場合は失明してしまう可能性がある定期的な医師の診察をどうか怠らないでいただきたい。

※ 画像はnoisey.vice.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)