玄関ドアに鍵がかかっているのなら、煙突から侵入…この考えだけは決してうまくいくものではない。かつての恋人とわが子が暮らす家の煙突から侵入を試み、とんだ醜態をさらした女性がカリフォルニア州にいた。
女性がある家の屋根に上り、煙突に自分の体を潜り込ませるも身動きが取れなくなり、全裸のまま叫び声をあげる。そんな珍事件が米カリフォルニア州リバーサイド郡で3日早朝に起きた。救出された女性の体はすすだらけで真っ黒。足に怪我を負って病院に救急搬送された。
『CBS News』などが伝えているところによれば、35歳の女性は「扉には鍵がかかっていて煙突からの侵入を試みた。内径が30cmしかなく、所々にひっかかったため服を脱ぎ捨てた」と説明しているという。この家の所有者は、以前交際していたトニー・ヘルナンデスさんという男性。「助けて! 煙突の中に閉じ込められてしまったの」という女性の叫び声に気づいたのも、トニーさんであった。
救助の要請により駆け付けたリバーサイド署の隊員は2時間かけて女性を救出。大型のドリルとハンマーを使用したため、暖炉から煙突につながる部分には容赦のない大きな穴が開けられた。しかし女性は、その家でトニーさんとともに暮らしている3人の幼い子供の母親だという。子供たちに会いたくてそのような暴挙に出た可能性も高く、被害者の意向により警察沙汰にはならず、女性の氏名も明らかにされていない。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)