フジテレビ『ワイドナショー』に出演するようになってから、その変人ぶりが注目されるようになった社会学者の古市憲寿氏。ストレートで極端な主張を展開する彼に、批判的な立場をとる人もネット上には多いが、人間は悪くないからと古市氏を擁護する仕事仲間は少なくない。作家の乙武洋匡氏も彼との対談や北欧へ一緒に取材旅行などをするうちに、プライベートでも親しく付き合うようになった一人である。
今月14日で30歳になった古市憲寿氏。1月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で番組冒頭に、「若者みたいな感じで結構メディアに取り上げられているのに」と30代になってしまうと仕事が減るのではないかと愚痴っていた。
だが、彼は数日前に盛大な誕生日パーティを仲間に開いてもらっていた。SEKAI NO OWARIのSaoriは『Saori saori_sekainoowari Instagram』を始めたばかりだが、最初の画像は古市氏の誕生日パーティのものだ。フジテレビ『情報プレゼンター とくダネ!』で、木曜コメンテーターとして彼と共演している医師の宋美玄氏の『宋美玄オフィシャルブログ』にも、この誕生日パーティの様子が写真とともに綴られている。それによると同番組のアシスタントである菊川怜や小泉進次郎議員、千秋やきゃりーぱみゅぱみゅといった豪華なメンバーが集まり、盛大な宴だったらしい。古市氏は自身のツイッターで、「友だちが結婚式みたいな誕生日会を開いてくれた。みんなありがとー! 子どもの頃は、本当に友だちとかいなかったのに…」と、珍しく素直に喜びを爆発させている。友人に囲まれての30代のスタートは、なかなか素晴らしいものだったのではないだろうか。
その誕生日パーティに参加してくれた乙武洋匡氏に対する発言も、相変わらず容赦がない。『ワイドナショー』内で、1月8日に都内の私立大学で起こった“非常勤講師全裸事件”が話題になった時だ。理由はどうであれ交際している女性に「この場で裸になれ」と命令され、その要求に従うことができるのかどうかが、男性出演者の間で議論となった。古市氏は「(裸になって)何か良い事があるんですか?」と、男性の心情が全く理解できないようだ。“どんなに惨めでも、嫌われたくない一心で裸になる男の心情は分からないでもないよね”と周りが説いても、「そこまで相手を思っているってことですか? 全然、分からない」と信じられない様子。そもそも古市氏は友達の好きと、恋人への好きの感情の違いが分からないというのだ。この彼の発言を横で聞いていた乙武氏は、“自分と正反対な性格だから”とニヤニヤと楽しそうである。
そして「自分は後先考えずに“脱いでしまう”、感情に流されるタイプだ」と乙武氏が話すと、古市氏は冷静に「その場合、誰が脱がすんですか?」と質問する。「相手が脱がすってこと?」とブツブツ真顔で言っている彼と、乙武氏を含め大笑いしているスタジオ内。古市氏のこんな発言に周りはいつも、振り回されっ放しである。
また古市氏は、30歳になったので主食がチョコレートというのを止めたいとも語っていた。自宅では水とチョコレートばかり口にしているため虫歯だらけで、かかりつけの歯医者に毎回怒られているらしい。「これからはプリンやヨーグルトも食べる」がとりあえずの目標だとする彼には、恋愛対象となる彼女より食生活の改善アドバイザーが必要なのかもしれない。
※画像はSaori saori_sekainoowari Instagramのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)