バラエティ番組『ワイドナショー』が「日本アカデミー賞」について取り上げた際に、優秀作品賞に選ばれた『ふしぎな岬の物語』に出演している笑福亭鶴瓶と、『紙の月』で優秀助演女優賞を受賞した大島優子の話題で盛り上がった。松本人志は「生まれ変わったら鶴瓶師匠になりたい」とその人物を評価しており、ゲストの乙武洋匡さんは大島優子の演技について「元AKBの肩書きは無い方がいい」と言うほどだ。
「第38回日本アカデミー賞」で映画『紙の月』に出演した大島優子が優秀助演女優賞を受賞した。世間では彼女の受賞に対して批判的な意見も耳にするが、一方で彼女の演技を絶賛する声もある。1月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、乙武洋匡さんが映画『紙の月』を観て「大島優子さんの演技は本当に上手だった」と評価した。彼は『永遠の0』で優秀主演男優賞を受賞したV6・岡田准一も含めて「“どうせアイドルだから”と見られて損をしているのでは」と心配して、「そんなことを抜きに、大島さんは本当に上手。元AKBという肩書きが無い方が、もっと評価されるんだろうな」と語った。
また、最多13部門で優秀賞を受賞した吉永小百合主演の『ふしぎな岬の物語』に関しては、優秀助演男優賞の笑福亭鶴瓶に注目した。MCの東野幸治が「吉永小百合さんの恋人役にまで上り詰める、鶴瓶師匠って何なんですか!?」と話題を振ると、コメンテーターの松本人志も「あの人は、本当に不思議な人や」と同感した。松本は「“生まれ変わったら”鶴瓶師匠になりたいと答える」ほど彼の生き方が羨ましいようだ。
ファンが電話番号を知っており、かかってきても「それもよし」とする笑福亭鶴瓶。松本はそんな人柄を聞いて「仙人みたい」と感心する。さらに「ボクシングで言えば“殴ってこい”と言われて、ボコボコにしても勝った気がしない」、「お釈迦様みたいな人」とまで表現した。
笑福亭鶴瓶と言えば上方落語協会の副会長を務める重鎮であり、さらにタレントや俳優としても活躍する。極めればジャンルは関係ないことを実証しているようだ。元AKBの肩書きが邪魔だとまで評価された大島優子も、今後の活躍が楽しみとなった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)