エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】博多大吉も経験、“親の借金を肩代わり”。「聞いたことがない金融会社が次々と…」

自分に余裕がなくても親から頭を下げられれば、借金を肩代わりする子どもは少なくない。こんなに金額が膨れ上がる前に相談してくれれば―と悔やむ場合も多いのだが、どうにもならなくなるまで黙っている親が多いのだという。お笑い芸人の博多大吉博多華丸・大吉)も親の借金を長年にわたり返済していた経験者である。

親の借金を子どもがやむなく肩代わりする。昔は事業の失敗で、多額の借金を子どもが背負うケースが目立っていたが、今は老後になって突然親が借金を作り、返済できずに子どもにすがるケースが増えてきているそうだ。1月29日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では「突然、子に降りかかる親の借金」問題を扱い、弁護士が実際に相談があった事例を紹介。その際に番組レギュラーの博多大吉自身も長年、親の借金を返済し続けていたことを告白した。

大吉の父親は無職で働こうとせず、家族の生活費は母親のパートでの稼ぎだけが頼りだったという。それでも彼は福岡の私立大学へ推薦入学していることから、自分が育った家庭が裕福ではないことは自覚していても、当時はそこまで危機的状況にあると認識していなかったようだ。

だが大人になった大吉に両親は、「実はあの頃の借金があって…」と明かす。具体的な数字を彼は口にしなかったが、複数の金融機関からの借金が長年続いていたようなので、相当な金額だったことは想像できる。大吉によると聞いたことがないような金融会社からも借りていたり、最初に聞いていなかった金融会社が後から次々と出てきたりして、借金の正確な全体像を把握するだけでも大変だったらしい。大吉が中心となって返済しなければならなくなったが、少しずつしか返せなかったので完済まで相当な期間を要したという。

同番組のMC・設楽統(バナナマン)は、「僕らぐらいの年齢(40代)になったら親のそういうのを補填しているっていうの、チラチラ聞きますから」と話していた。“早い段階で(借金に)気付くためにも、日頃からの親とのコミュニケーションが大事”との弁護士からのアドバイスに、大吉は「家を出てからろくに連絡を取っていなかった」と反省の色を見せる。親が何を食べ、どんな生活をしているのか―など全く知る由もなかったのだ。「本当に親ってギリギリまで、(借金があることを)言わないんですよ」と大吉はしみじみと語っていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)