数々の大ヒット曲で音楽界を沸かせ、世界中の音楽ファンを熱狂させた米歌姫ホイットニー・ヒューストン(享年48)。そのホイットニーの元夫で同じくミュージシャンのボビー・ブラウン(45)がインタビューに応じ、初デートから波瀾万丈の結婚生活まですべてを語った。
このほどボビー・ブラウンがTVネットワーク「Lifetime」のインタビューで、ホイットニー・ヒューストンとの思い出の数々を明かした。中でも特に興味深い発言をご紹介したい。
■初デートでは映画『Uncle Buck(原題)』を観に…
「俺たちはあの映画を気に入ってね。2人して笑って、本当に楽しかったよ。」
■思い出のプロポーズ
「あの日、ホイットニーは俺を空港に迎えに来てくれて、俺はこう聞いた。『俺と結婚したいか?』って。すると彼女はYesを連発し、車を停めるよう運転手に命じたんだ。」
■挙式
「ホイットニーは全てを完璧にしようと準備に励んだよ。」
■双方の不貞
「結婚期間中に、双方が不貞行為に走ったんだ。」
「俺たちだって、失敗はする。人間だからさ。」
■大ニュースになったDV事件
「俺たちは、ただふざけていたんだ。」
「でも俺は、彼女を叩いてしまった。軽くね。すると俺の姪が通報してしまったんだ。」
「だけどあれは、(DVでも)なんでもなかった。強くぶったわけじゃない。」
■離婚へ
「(レストランで食事中に離婚の書類が届けられ)すごく傷ついたね。屈辱的な気分だったよ。予想していなかったことだから。」
「離婚ですべてを手にしたのは彼女のほうさ。」
「財産、宝飾類、車とか全部ね。」
■ドラッグ依存
「彼女のドラッグ過剰摂取は、結婚生活の後半まではなかったことさ。」
「でも、しまいに俺たちは家の中、つまり俺たちの部屋でコカインをやるようになっていたんだ。」
■ホイットニーの葬儀に最後まで残らなかった理由
「セキュリティが、(ホイットニー以外の女性らが産んだ子供達を)自分と2列目の席に座らせてくれなかったから。」
「無礼な行為だったよ。遺族のせいではなく、セキュリティのせい。だから俺は棺桶にキスして、子供達と帰ったんだ。」
■ホイットニーにつき最も記憶に残ること
「覚えておくべきことはズラリとある。でも、まずはあの声だね。あの声とハートさ。」
ボビーはホイットニーの死後に再婚し、現在その相手は妊娠しているという。今のボビーは依存症を克服済みといい、「妻と子供達のために最高の男になろうと努力中だ」とも語った。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)