海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】タイヤブランコを激しく揺らして顔面直撃。NYの公園で死亡事故。

公園やフィールドアスレチックでよく見かけるタイヤブランコ。これが当たった時の衝撃は意外にも強力である。米ニューヨークでは、幼い子と一緒にこの遊具で遊んでいた男性が命を落としてしまった。

このほど米ニューヨークの公園で、空タイヤをチェーンで吊るした遊具の「タイヤブランコ」が原因となる死亡事故が発生した。子供ではなく一緒に遊んでいた大人が犠牲となっており、不意をつかれれば大人ですら遊具で危険な目にあう、あるいは死亡することさえあるとして人々に注意が促されている。

事故はイーストビレッジ地区の広大なトンプキンス・スクエア公園(Tompkins Square Park)で起きた。姉の娘を預かり、そこに遊びに来ていたアレイム・パーキンスさん(39)はタイヤブランコで遊ぶ年長の子供たちと仲良くなり、もっとスリルを味わえるようにと力任せにそれをスイングさせてあげていた。だがある瞬間にタイヤはパーキンスさんの顔面を直撃。彼は倒れたまま意識を失い口から出血。すぐに救急車で「Beth Israel Hospital」に搬送されたが、死亡が確認された。

娘を預けていた母親のローズマリーさんは、「本当に素晴らしい弟でした。悲しくてたまりません」と肩を落としている。またパーキンスさんとは幼馴染だというメリンダ・ハーンドンさんは、「彼はいつも人を助けることに一生懸命な優しい人でした。そのような形で亡くなるなんてあまりにも気の毒です」と涙で語っている。

パーキンスさんの詳しい死因については現在調査中であるが、トンプキンス・スクエア公園事務局、遊具を設置した業者のLandscape Structuresおよびニューヨーク市もこの事故に関する調査を開始している。なお地面には、利用者の安全を保護するためパッドが敷かれていたという。

※ 画像はdnainfo.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)