ホテルの星の数も水回りの快適度に大きく左右されるなど、アメリカのトイレというのはとにかくトラブルが多い。トイレットペーパーを使用し過ぎればすぐに詰まってしまう。そしてこのほどワシントン州のある小学校では…!?
教育委員会、保護者ほか多くのPTAの間に「他人事ではない」として波紋を広げているこの“事件”は、米ワシントン州アダムズ郡オセロの「スクートニー・スプリングス小学校」で先月6日に起きた。小学3年生の8歳男子児童がトイレで“大”をして流したものの詰まり、そこに重ねて水を流したことからあふれて床を汚した。教師は児童を強く叱責。後始末を本人にさせたが、道具を使用させなかったことから両親が激怒。その話題はあっという間に地域に広まった。
「先生は息子に、便器に“素手”を突っ込んで詰まったトイレットペーパーを取り除きなさいと言ったんです。」
男子児童の両親であるアーティ・アダムスさんと妻のリサさんは、怒りの中で地元メディア『KEPR-TV』のインタビューに応じ、そう語っている。大変なことになってしまった恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいの児童にそう命じたのは、教師歴23年というベテランのブレント・テイラー教諭。校長は彼を厳しく叱責し、オセロ教育委員会も教師としてのその資質、今後の処遇をめぐり議論。テイラー教諭は今後、新任研修にある“校内における衛生管理”というコースを再受講した上で別の学校への転勤となるという。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)