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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】パニック映画さながらの衝撃写真! シドニーは連日ゲリラ豪雨と落雷被害。

夕刻になると稲妻が鳴り響き、どこかで必ず落雷被害が発生する。これがこのところの豪シドニーの天候だそうだ。パニック映画さながらの写真が連日のように激写されている。

現在、夏に入ったところのオーストラリア。後半になると天候が荒れやすくなり、突然の激しい雷雨に見舞われることが多くなるが、ニューサウスウェールズ州のシドニーとその周辺では早くも今から“Stormy”と連日のように伝えられ、最大で時速90kmもの突風が吹き、大粒のひょうが降ってくるという。

この画像は『dailytelegraph.com.au』が伝えているその記事のスクリーンショット。仕事帰りの車で道路は渋滞しているが、稲妻が光り、雷鳴がとどろくその空はまるでパニック映画さながらの光景である。この後天候が大荒れとなったことは言うまでもなく、5日以降シドニー一帯の緊急通報指令室には落雷、停電、事故などで400件以上の出動要請があった。特に被害が出ているのはイラワラ、ハンター、クイーンビアン、ベガで、予報によれば次の週末あたりまで辛抱が必要だという。

また気象学者らは異常気象ともいうべきこのところの天候について、連日のように北東よりの暖かく湿った風が海上から吹き、強い上昇気流が発生して積乱雲を発生させていることが原因だと説明。さらに強い日差しによりブルー・マウンテンズの両側には暖かく湿った空気が作られ、それが数十キロ東に位置するシドニーに流れ込み、夕方以降の天気に影響を与えているという。また、ひょうは上空で水の粒同士がくっ付きあって形成された氷の粒だが、上昇気流でも敵わないほどの重みになって初めて落下する。そのため今回確認された約2~3cmのひょうは、上昇気流の凄まじさを物語っているそうだ。

※ 画像はdailytelegraph.com.auのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)