writer : maki

【エンタがビタミン♪】アイドルグループもキャンペーンで呼びかけ。“衆院選”で20代の投票率アップなるか。

12月14日に投開票が行われる衆議院議員総選挙を前に、アイドルグループ・LinQが街頭キャンペーンを行う。また、新聞でも各界の20歳によるコメントを掲載するなど若者に投票を呼びかけており、投票率の低下に歯止めをかけたいところだ。ネットによる「あなたは投票に行きますか?」の意識調査では「必ず行く」との回答が多いが、前回の衆院選では全体の投票率に比べて20代が低かった。それだけに、今回は若者の動向が鍵を握りそうだ。

Yahoo!ニュースの意識調査で「衆院選の投票に行きますか?」についてアンケートを行っている。途中経過では次のような状況だ。

■12月14日に衆議院選挙が行われます。あなたは投票に行きますか?

・「必ず行く」:58.0%(93,285票)

・「多分行く」:16.0%(25,740票)

・「もう期日前投票へ行った」:8.6%(13,823票)

・「行かない」:16.2%(26,126票)

・「選挙権がない」:1.2%(1,929票)

(Yahoo!ニュース 意識調査調べ 対象は160,903人。12月13日午後12時30分現在。実施期間:2014年12月3日~2014年12月13日)

現段階でアンケートを見る限りでは、「投票に行く、あるいは行った」人が80%を超えている。しかしながら、今回の解散総選挙ではこれまでに増して「どこへ入れるべきか分からない」という声が多いだけに低投票率が危ぶまれているのだ。

福岡県ではアイドルグループ・LinQを衆議院議員総選挙のポスターに起用。12月13日(土)にはJR博多駅周辺でメンバーが衆議院議員総選挙街頭キャンペーンを行うなど、若者へのアピールを狙う。

また、地方紙でもモデルの栗原類やプロ野球の藤浪晋太郎選手、大谷翔平選手、大相撲の輝大士関など20歳の著名人によるコメントを掲載して、「投票へ行こう」と呼びかけている。

2012年に行われた衆院選では全体の投票率59.32%に対して、20代の投票率は37.89%と低かった。前述のネットによる意識調査では選挙に行くという人が多いが、天気予報では14日は寒空で雪が降るところもあるというので影響が懸念される。体力のある若者が足を運んでくれると期待したい。

※画像は『twitter.com/kurumi_matsumur』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)