かつて「ザ・ビートルズ」のメンバーとして音楽業界をともに牽引したにもかかわらず、いつしかすれ違うようになったというポール・マッカートニー(72)とジョン・レノン(享年40)。だが2人はジョンが銃殺される前に関係を修復できていたといい、ポールは「永遠のグッバイを前に仲直りできて本当に良かった」と当時を振り返っている。
数々の大ヒット曲を発表し、世界中の音楽ファンを熱狂させた「ザ・ビートルズ」。しかしポール・マッカートニーと故ジョン・レノンは後に不仲となり、バンドも1970年に解散した。その後の様子について、ポールは英トーク番組でこのように明かした。
「ビジネスを巡って、いろいろあってね。関係はかなり悪化してしまったんだ。」
「でもしばらくして僕からジョンに電話をするようになって、最終的にはまた仲良くなったのさ。彼に赤ちゃんが生まれて僕も育児中だった頃は、(子育ての)話もよくしたね。」
そのような普通の会話を通し、再び距離を縮めたという2人。それを今も嬉しく思うというポールは、こうも語っている。
「今でもこう思う。また仲良くなれて良かったってね。だってあんなに素晴らしい友情があったのに、それが壊れたまま彼が殺害されていたら、最悪だったろう? (彼の死去前に)関係を修復できたことについては、慰められる思いさ。」
素晴らしい楽曲を遺し天国に旅立ったジョンは、親友ポールや大勢のファン、また妻オノ・ヨーコら遺族の心の中で、今も生き続けている。
※画像は、facebook.com/PaulMcCartneyのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)