海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】“妊娠するパパ”トーマス・ビーティが逮捕。別居中の妻子をストーキング。(米)

ヒゲも筋肉質の体も男性そのものという姿で3度赤ちゃんを出産し、大変な話題となったトーマス・ビーティ。男性に性転換して女性と結婚し、妻の代わりに妊娠・出産したビーティであったが、その家庭はいつしか崩壊していたもよう。このほど妻に対するストーカー行為で逮捕されてしまった。

まるっきり男性の顔、体つきでありながら2008年6月に1人目の赤ちゃんを出産し、世間を驚かせた米ハワイ州出身の“妊娠するパパ”ことトーマス・ビーティ。2003年に結婚した妻のナンシーさんが病気で子宮摘出手術を受けていたことから、自身の中に眠る女性機能を活かし、ホルモン療法を受けながら妻の代わりに3人の子をなんと年子で出産していた。人気番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」で妊娠8か月の大きなお腹を披露するなど、メディアに露出しては「嬉しい」と語っていたビーティだが、その幸せは長く続かなかったようだ。

愛する子供を連れて出て行ってしまった妻の車にGPS追跡装置をしのばせるというストーキング行為ゆえ、ビーティはこのほどアリゾナ州マリコパ郡フェニックス署の警察官に逮捕された。追跡装置を発見したのは州公安局の職員。ナンシーさんの車のタイヤがパンクし、交換作業を手伝う中で偶然発見したという。ナンシーさんの行く先々にやけにビーティが現れることから彼の仕業ではないかとみて捜査が進められていたが、本人がその後、2012年秋に装着して自宅のパソコンからモニタリングを続けていたことを認めたものである。2013年3月、妻は郡の家庭裁判所にて離婚の申し立てを行おうとしたが、当時アリゾナ州ではまだ同性婚が法的に認められていなかった(2014年10月に法改正で認可)ことから、申請そのものが却下されていた。

こちらでも度々お伝えしていたビーティに関するニュース。ハワイ州ではミスコン・ファイナリストとして知られる美人であったが、性転換手術を受け、子宮を残すも両乳房を切除。男性ホルモンの投与を受けてヒゲをたくわえ、ナンシーさんと恋愛結婚し、精子バンクを利用して3人の子を出産している。だが2012年4月にはナンシーさんとの夫婦仲が冷えて別居となってしまったことをメディアとのインタビューで告白していた。

※ 画像はazfamily.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)