イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】赤ちゃんを産んだアノ男性、その後妻との愛の営みがダメになっていた。

今からちょうど4年前のこと、米オレゴン州在住の“男性”が「妻の代わりに僕が産む」と言って妊娠・出産し、大変なニュースになった。イレギュラーなケースながら、ファミリーは幸せにやっているものとばかり思っていたのだが…。

赤ちゃんを出産して全米の話題をさらった“男性”というのは、ハワイ出身のトーマス・ビーティさん(38)。かつてはミスコンテストで優勝するほどの美人であったが、男性の体を手に入れるために性転換手術と男性ホルモンの投与を受け、2004年には愛する女性ナンシーさんと結婚した。

やがて夫妻は子供を望むようになり、子宮を病気で摘出したナンシーさんに代わって体内に子宮が残っているトーマスさんが産むことを決意し、精子は「バンク」より提供された。あれから4年、その後トーマスさんは第二子第三子をも出産していたのだが、彼の苦しみと並行するように夫婦仲にはヒビが入って行ったという。

このほど医療系人気番組『The Doctors』に出演したトーマスさん。結婚9年を前に妻ナンシーさんと別居に入ったことを告白し、「色々なことがきっかけで、男女としてかみ合わなくなってしまった」と辛い思いを吐露した。男性の体に限りなく近づけるための“最終的な”手術を受けたというトーマスさんだが、「ナンシーにそれを見せたくても、そのチャンスがないんだ」と肩を落とす。

男も女も、そしてパパもママも経験したトーマスさん。乳房を切り取った体に及ぼす何かしらの影響、不安にもめげず、ナンシーさんのためにあれだけ頑張ったのだ。結婚に続いて離婚も経験するというのでは、あまりにも気の毒でならない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)