過去に大ヒット映画『ナインハーフ』や『エンゼル・ハート』などで主演を果たし人気を博したものの、90年代にはプロボクサーとしてリングに上がった米俳優ミッキー・ローク(62)。彼が再び体を鍛え直し、若いファイターを相手にボクシングのリングに立つ。
俳優ミッキー・ロークが、御年62歳にして20年ぶりにボクシングのリングに立つ。現在ミッキーはロシア・モスクワに滞在しており、現地時間27日には計量を終えた。まるで青年のように絞り切った体で体重計に乗ったミッキーの姿を、欧米メディアは「まさに筋骨隆々」と伝えている。
ちなみに今回ミッキーと対戦するのは、まだ29歳というボクサーのエリオット・シーモア(Elliot Seymour)選手。対決を前に、ミッキーは以下のように思いを明かしていた。
「ボクシングは、俺の人生の大事な一部。俺に尊敬の気持ちと決断力、そして辛抱強さと集中力ってものを教えてくれたんだ。ロシアで試合をすることを、俺はずっと夢見てきたよ。」
プロとしてリングに上がった過去のあるミッキーは、壮絶な闘いによる顔面の負傷と続く手術で容姿が崩壊。最近ではグッドルックスを取り戻して俳優業も順調だが、ボクシングへの情熱は捨てきれなかったようだ。現地時間28日には、自身の年齢の半分以下の選手と対戦するミッキー。その無謀にも思える闘いの勝敗に、注目が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)