SNS投稿に“良い写真”を選びたがる女性たち。そのためネットで意気投合した男女が実際に会ってみると、「思ったほどの美女ではなかった」ということも多々あるのだろう。やはりそうした“出会い”には注意が必要、米ケンタッキー州ではこんな殺人事件が起きていた。
米ケンタッキー州ローレル郡で21日、首を絞められて窒息死した女性の遺体が発見され、このほどローレル郡保安当局はコーネリアス・ジェファーソン(33)というジョージア州出身の男を逮捕した。取り調べに対し、ジェファーソン容疑者は「俺は“catfish”の被害者だ。Facebookで知り合い、大変な距離をドライブしてわざわざジョージア州から会いに来たのに、ネットで見た写真のような美女ではなかった」と話しているという。
“catfish”とは2010年の映画『Catfish』に倣ったもので、Facebookで紹介されている写真や自己紹介のイメージを信じ込み、夢を膨らませ過ぎた状態でデートしてしまった男女の皮肉を描いた作品である。全米のあらゆるところで多々起きている、SNSで意気投合するも実際に会ってみたら実物にがっかりということが原因でのトラブル。金銭支援やビジネスに絡んだ詐欺の色が強いと、殺人事件に発展するケースもある。
今回Facebookに使用された写真と実物は、どれほど異なっていたのか。少なくとも郡保安当局はそこに意図的な詐欺があったとは捉えていないことから、ジェファーソン容疑者の期待し過ぎに問題があったと言えよう。
※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)