南アフリカ代表「バファナ・バファナ」のキャプテンでもあり、国内サッカーチーム「オーランド・パイレーツ」のゴールキーパーであったセンゾ・メイワ選手(27)が強盗に射殺されて死亡した。
事件が起こったのは10月26日夜8時ごろ、ヨハネスブルグ近郊のボスルーラスというエリアでのこと。3人の男がある家に近づいた。そこはセンゾ・メイワ選手の恋人である歌手のケリー・クマロさんの自宅。1人の男が外で見張りをし2人は家に侵入、携帯電話と現金及び貴重品を要求した。家の中には7人の男女がいたが、そのうちの1人がメイワ選手であった。
目撃者の証言によると、犯人がクマロさんのほうに銃を突きつけたところ、すかさず守ろうとしたメイワ選手は背中を撃たれたという。強盗犯3人はすぐに逃走、メイワ選手は友人の車で病院へ搬送されたが死亡した。
南アフリカを代表するサッカー選手が強盗犯に射殺されるという衝撃的な事件に、関係者や国民はショックを隠しきれない。スポーツ・レクリエーション省大臣、南アフリカプレミアサッカーリーグ「PSL」、ラグビー南アフリカ代表キャプテン、FIFAなど多くの人々が事件に憤り、彼の死を悼んでいる。
警察は目撃証言から得た犯人の似顔絵を公開、犯人逮捕に繋がる情報提供者には25万ランド(約250万円)の報酬を支払うと発表した。
メイワ選手は妻帯者であり2人の子供がいるが、結婚後にクマロさんと出会い恋に落ちた。その後クマロさんとの間にも女の子が生まれている。メイワ選手の葬儀は、彼の生まれ育ったダーバンで11月1日に行われるとのことだ。
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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)