エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ハマ・オカモトがジャック・ブルースさんとの思い出の1枚を公開。「もっと伝えればよかったなぁ…」

ベーシストのハマ・オカモトが、10月25日に亡くなったジャック・ブルースさん(享年71)と2人で撮った写真をInstagramで公開して、当時を振り返った。ジャック・ブルースさんはエリック・クラプトンらと結成した3人組ロックバンド『クリーム』のベース、ボーカルとして知られる。その奏法は多くのベースプレイヤーに影響を与えており、ハマ・オカモトも彼をリスペクトしていた。

ロックバンド『クリーム』は1966年にジャック・ブルース(ベース、ボーカル、ハーモニカ)、エリック・クラプトン(ギター、ボーカル)、ジンジャー・ベイカー(ドラム)の3人で結成され、1968年11月に解散した。日本でもヒットした『サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ』、『ホワイト・ルーム』、『ストレンジ・ブルー』などの楽曲は今もよく耳にする。

その後もソロで活動していたジャック・ブルースさんは2012年に来日しており、日本のギタリスト、Charやドラマーの屋敷豪太とスペシャルライブを行っている。その時に演奏した楽曲は『クリーム』時代のナンバーだった。『クリーム』といえば、日本でも“ギターの神様”と言われるほど人気のあるエリック・クラプトンが思い浮かぶ。実はそのクラプトンがジャック・ブルースさんのボーカルとベースに魅了されて、彼の加入をバンド結成の条件に出したとされる。それほど、彼の存在感は強い。

OKAMOTO’Sのベース担当、ハマ・オカモトが10月26日に『ハマ・オカモト hama_okamoto Instagram』で、「R.I.P. Jack Bruce ベースの存在感を僕に教えてくれた人」とジャック・ブルースさんとの写真を投稿した。彼もまた、大音量でベースサウンドを押し出したスタイルに影響を受けた1人なのだ。「こんとき、もっと伝えればよかったなぁ、どんだけ彼を好きかって」と故人を偲んでいる。

ジャック・ブルースさんは今年、2014年3月にニューアルバム『Silver Rails』をリリースしたばかりだった。新作をひっさげてまた来日して欲しかったが、きっとあの世で、ジミ・ヘンドリックスやジョン・ボーナムあたりとジャムセッションを楽しんでいることだろう。

※画像は『ハマ・オカモト hama_okamoto Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)